おはようございます。
中小企業診断士のシンです。
みなさんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。
昨日に引き続き1次試験超直前期として試験の最終確認とシミュレーションをしていきます。2日目の今日は「自分は計算が出来る人間なんだ 財務・会計」です。
まずはここまでのあらすじです。
「緊張との戦い 経済学・経済政策」は下記です。
1次試験まで残り7日間です。来週の土曜日はいよいよ1日目です。
最後の土日は本番を想定して生活してください。
今何時で、どの科目の時間か1科目、昼は何を食べるのか。4科目が終了する、17時10分まで気が抜けないことを想定してみて下さい。
1週間前から緊張に慣れておいた方がよいです。
試験当日のシミュレーションは、1日目の2科目めの財務・会計に入ります。最後の復習と論点も確認します。
1科目を終えた
9:50
1科目目の経済学・経済政策はあっという間だった。試験開始してからの前半はいつもどおりではなく明らかに緊張した状況だった。
60分間はこんなに短いのか。 今まで模試は受けてきたが、こんにな時間が短いと感じたことはなかった。
やはり緊張や初見の問題に対しての動揺が時間を経過させたんだと思う。思考停止になる余裕はなかった。ただ60分フルに頭を回転して問題に対応できたのか。
手ごたえはたいしてないが分かる問題、確実に取れていると感じる問題も多くあった。
答案を提出してしまった瞬間に結果は変わらない。
ここは終わってしまった科目のことは忘れて、次の科目に集中するべきだ。
次は財務・会計の60分
去年から増えた40分間のインターバルを最大限に有効活用しよう。
10分前からは問題の配布が始まる。
トイレ休憩が5~10分と実質最後の確認は20~25分間。
トイレは皆が行き終わった最後に悠々自適にいけばよい。
疲れを癒すのにチョコを1切れ食べる。
席に座ったまま最後の復習をする。
アカウンティング
経営分析
間違えやすいのは、
インスタント・カバレッジ・レシオ=事業利益/金融費用(倍)
事業利益=営業履歴+受取利息+配当金
金融費用=支払利息+社債利息
労働生産性=付加価値額/授業員数
=労働装備率(有形固定資産/従業員数) × 資本生産性(付加価値額/有権固定資産)
=一人当たり人件費(人件費/従業員数) ÷ 労働分配率(人件費/付加価値)
CF計算書
正味運転資本=流動資産ー流動負債
損益分岐点分析(CVP分析)
S=FC+αS+p
S=FC/1-α
S:売上高、α:変動比率、FC:固定費、p:利益
損益分岐点比率=損益分岐点売上高/売上高 × 100 低い方が良い
安全余裕率=売上高ー損益分岐点売上高/売上高 × 100 高い方が良い
安全余裕率=100-損益分岐点比率
安全余裕率=利益/限界利益
安全余裕率=営業利益÷限界利益
利益差異分析
数量差異が横、価格差異が縦
T字のBOX A:実際が外側で、S:計画が内側
費用差異分析は、利益と費用の考え方に惑わされない
セグメント別業績評価
貢献利益=売上高ー変動費ー個別固定費(管理可能固定費)
↔管理不能固定費がある
ファイナンス
正味CF=(CIF-COF)×(1-税率)+DEP×税率
営業収支ベース
正味DF=(CIF-COFーDEP)×(1-税率)+DEP×税率
営業利益ベース
正味CF=営業利益×(1-税率)+DEP
正味現在価値法(NPV)
内部収益率法(IRR)
収益性指数法(PI)
回収期間法(PP)
リスク調整割引法、リスクプレミアム
確実性等価法、n年目の確実性等価係数
総資本事業利益率(ROA)、自己資本利益率(ROE)
1株当たりの配当金=配当金総額/発行済株式総数
配当利回り=1株当たり配当金/株価×100(%) 株価が分母
配当性向=配当金総額/当期純利益×100(%) 配/当
株価収益率(PER)=株価/EPS
1株当たり当期純資産(BPS)=当期純資産/発行済株式総数
株価純資産倍率(PBR)=株価/BPS
PBR/PER=ROE
フリーキャッシュフロー(FCF)
=税引後営業利益(営業利益×(1-t))+Dep-運転資本増加額ー投資額
投資額と減価償却費が同額
WACC(加重平均コスト)
=E×自己資本+D×(1-t)×負債コスト/E+D
ゼロ成長モデル 株価:VE=D:配当/rE:期待収益率
定率成長モデル 株価:VE=D1:1年後の配当/期待収益率:rE-成長率:g
企業価値=FCF/WACC
企業価値=株式価値+負債価値
コストアプローチ 純資産額法
インカムアプローチ 収益還元法、DCF法
マーケットアプローチ 株式市価法、類似会社比例法、マルチプル法
資本調達構造
企業間信用ー外部金融ー短期資金ー他人資本 (買掛金・支払い手形)
短期借入ー外部金融ー間接金融ー短期資金ー他人資本
長期借入ー外部金融ー間接金融ー長期資金ー他人資本
株式ー外部金融ー直接金融ー長期資金ー自己資本
財務レバレッジ
節税効果の額=負債額×負債コスト×税率=金融費用×税率
MM理論の修正命題
株主価値=借入あり企業価値ー負債額
確率 収益率 期待収益率 偏差 偏差2乗 偏差2乗×確率 分散 標準偏差
共分散=(A偏差×B偏差×確率)
ρ=1 正、ρ=0 相関関係なし、ρ=-1 負
β=共分散/分散
β=相関係数×個別証券の標準偏差/市場ポートフォリオの標準偏差
効率的フロンティア
安全資産の収益率、市場ポートフォリオ
資本市場線
個別リスク アンシステマチックリスク
市場リスク システマチックリスク
個別証券の期待収益率=リスクフリーレート+個別証券のリスクプレミアム
個別証券のリスクプレミアム=市場リスクプレミアム×β
=β(市場ポートフォリオの期待収益率ーリスクフリーレート)
先物取引 取引所 差金決済、反対売買、現金の受け渡ししない
先渡取引 相対取引・店頭取引 特定の受取日
為替先物取引
コールオプション 買 輸入 ル 上に上がる
プットオプション 買 輸出 ト 下に下がる
プロテクティブ・プット 原資産の買 プットの買い
カバード・コールライト 原資産の買 コールの売り
簿記
商品棚卸高
外が原価・帳簿、内が時価・実際
商品評価損、棚卸減耗損 横にT字
繰り越し資産
カブシャソウカイカイ
株式交付費、社債発行費、創立費、開業費、開発費
×創業費・研究費
CF計算書 間接法
税前、DEP+、引当+、営外収益ー、営外費用+、特別損益+-、売上債権の増減ー+、棚卸資産増減ー+、仕入れ債務増減+-、その他、小計、利息の受取額+、利息の支払い額ー、法人税、営業CF
原価
製品販売原価=営業利益+総原価
総原価=販管費+製造原価
製造原価=製造直接費+製造間接費=加工費+直接材料費
会計規則
資本金
剰余金の配当×1/10
資本金×1/4-(資本準備金+利益準備金)のいずれか小さい方
繰越利益剰余金→利益準備金、未払配当金、別途積立金
ファイナンスリース取引 所有権移転と所有権移転外 売買処理
オペレーティングリス取引 賃貸役処理
所有権移転 固定資産と同様 経済的耐用年数
所有権移転外 リース期間 残存価値ゼロ
将来加算一時差異 負債 圧縮記帳
永久差異 ×税効果会計 受配、交際、寄付、バッカ
のれん 差額・超過収益力
負ののれん
非支配株主持分
かなり論点がある。この時間だけでは足りない。
繰り返しこれまでやってきた論点であいまいなところを最後に見かえす。
間違えない様に、反対に解釈しない様に思い返す。
財務・会計の60分間
11:20
トイレに行って席に戻った。財務・会計の試験問題と解答用紙が配られる。この毎時間はいつも長く感じる。さっき確認したことを忘れたくない。
11:30
試験初めの合図とともに試験が始まる。
まずは今年の問題の全体像を把握したい。
毎年恒例は第1問にやたらと計算に時間のかかる問題があること。
第1問目からといたら試験に落ちる。
合言葉を胸に全体を把握。後半のファイナンスの問題から始めて、計算問題を後回しにして解く。
自分は計算が出来る人間なんだ。 計算問題は後でまとめてやればよい。
文章題の問題、グラフの問題をどんどん解き進める。
11:50
いいペースだ。後半から複雑な計算の必要のない問題をどんどん解いていく。
よし後半のファイナンスはとりあえず終えた。
次は経営分析の計算問題。ここで時間を取られない様にかたづけたい。
ややこしそうだったら、計算の必要のない問題を優先して片付けよう。
12:10
いいペースだ。残りは分からなった難解な問題だ。
前半20分はファイナンスの分野、次の20分はアカウンティングと難解な問題以外、最後で15分は難解な問題・計算問題とタイムマネジメントしながら解いていく。
もしどうしても分からない問題が出てきたら、迷わず「ウ」だ。
「ウ」が一番正解の選択肢にすることが統計的には多いというデータが出ている。
今日は頭がさえている。いままで積み重ねてきた計算力が発揮できている。
12:30
「終了です」
試験終了の合図とともに2科目目が終了した。
財務・会計の60分間もあっという間だった。
これでやっと2科目。何とか計算を乗り切った。今日1日目はのこり半分。
本日のまとめ
- 本日1週間前から緊張に慣れておいた方がよい。
- 終わってしまった科目のことは忘れて、次の科目に集中する。
- 最後に間違えない様に、反対に解釈しない様に思い返す。
-
文章問題を先に片づけて、余裕をもって後で計算問題に取り掛かる。
1日目の午前中の2科目終了。怒涛の7科目が明日も続きます。
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