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事例Ⅳ 最後の振り返り CVPと悟りの境地

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おはようございます。

中小企業診断士のシンです。

みなさんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。

本日は「事例Ⅳ 最後の振り返り CVPと悟りの境地」です。 

 

 

まずは最後の振り返りの記事。

「事例Ⅰ 最後の振り返り 経営戦略」

「事例Ⅰ 最後の振り返り 組織構造 人的資源管理」

「事例Ⅱ 最後の振り返り 経営資源と効果」

「事例Ⅱ 最後の振り返り 施策と経営資源

「事例Ⅲ 最後の振り返り 戦略と生産」

「事例Ⅲ 最後の振り返り 過去問はやり残さず後悔しない」

「事例Ⅳ 最後の振り返り 経営分析とミス・改善のメモ」は下記です。

  

 

いよいよ残り2日間

今日から最終調整休暇に入る人も多いことでしょう。今日からは余計なことはせず、最後の調整です。

4事例全てまとめ記事を2回に分けてお送りしてきましたが、今日が最後です。

最後に時間の無い方は流し読みしてください。忘れていたあの論点、忘れかけていたあの知識に気づいてくれればよいと思ってます。 

追い込んで学習するのは本日は最後で、前日は少しゆったり目で体力を温存。

できていない論点、まだまだやれば伸びそうな論点は本日はやり締め。

範囲の絞り込みと全体を見た知識の再確認。もういつどこからきてもいいように、繰り返しやるべきルーティン固めです。

 

勝負の分かれ目はCVP

例え問答無用の超難問が出題されたとしてもCVPが出てきた場合には勝負の分かれ目はCVPです。

CVPはある意味真打ち。

もっと強い敵である、NPVの難問が登場しますが、中ボスであるCVPを攻略出来るかどうかで明暗がはっきりします。

 

CVPの出題パターン

固変分解

売上原価と、販管費の分割

変動費

〇%上昇

損益分岐点売上高、損益分岐点比率

連立方程式

 

変動比率

目標経常利益

 

損益分岐点の基本公式

S-VC-FC=P

S(1ーα)-FC=P

α:変動比率

 

売上=単価×営業量

変動費=1単位当たりの変動費×営業量

変動費=変動比率×売上高

感度分析:販売単価×数量ー変動費単価×数量ー固定費=利益

 

損益分岐点売上高=固定費/1-変動比率

 

損益分岐点=固定費/1単位当たりの限界利益

損益分岐点比率=損益分岐点売上高/売上高

利益=限界利益率×SーFC

損益分岐点売上高=固定費/限界利益率×売上高=固定費/限界利益

 

安全余裕率=売上高ー損益分岐点売上高/売上高×100%

安全余裕率=100%ー損益分岐点比率%

高い方が良い

 

営業レバレッジ限界利益/営業利益

安全余裕率=営業利益/限界利益

 

CVP過去問の出方のフラッシュバック 

 令和1年度

変動比率の計算のみ

損益分岐点売上高

(設問1)の解答を利用してしばり

 

平成30年度

変動比率と営業利益

来年度は外注費が7%上昇

売上高550百万円、固定費34百万円増加

その他の事項に関しては、今年度と同様

変動費率をもとめてから、営業利益を計算

売上高、変動費率、固定費の変化

 

平成29年度

固変分解の予想損益計算書からの続き

最終的な解答の単位未満を四捨五入すること。

売上=単価×販売量

売上=売電単価×売電量

費用=固定費+変動費

営業利益=売上ー費用

 

売上=単価×販売量

試運転は考慮しない

変動費=年間変動費÷売電量×年間売電量

売電単価=費用÷売電量

 

売上=単価×販売量

売上ー変動費ー固定費=0

損益分岐点を求める

 

平成28年度

「予約管理費」が削減

「送客手数料」が総額から3分の2

 減価償却費は固定費であることを忘れない

 

損益分岐点売上高

損益分岐点売上高の変動額

導入前の固定費に戻した場合の 、損益分岐点売上高の変動額

 

平成27年度

予測損益計算書

損失の場合は税金は発生しないものとする。

マイナスであればゼロ

法人税等ゼロ

固定費 経常利益ベース( -営業外収益+営業外費用)符号は逆

営業レバレッジ限界利益/営業利益

 

100万円の経常利益を達成するために必要となる売上高

100万円の経常利益を達成するために固定費の削減

 

平成24年度

損益分岐点比率90%を目標

固定費の削減額

 

平成22年度

グラフに線を書くイレギュラー問題

連立方程式

原価構造は現状と変化がない。

VCとFCは変化しない。

 

平成21年度

損益分岐点売上高

売上高205減少

営業レバレッジ限界利益/営業利益

 

各論点の総復習

その他の論点はNPVは出題回数が多く頻出となりますが、やはり難問が多いです。

NPV以外の過去論点をざっとみておき、本番であれっなんだっけとならないように、残り2日間で思い返しておくことは出た時に絶対の効果を発揮します。

1次試験の財務・会計が実は暗記科目だったように、事例Ⅳも実は暗記科目です。

 

暗記の部分とは、公式、解法のパターン・解き方、そして、やってはいけないミスのパターン。

暗記科目は直前で詰め込むことで効果があります。

前日に全てを詰め込むのは厳しいので2日前の本日中に全力で暗記、思い返しの全集中を行ってください。

 

少しでも見ておいて、解き方を思い出しておく。

何度も繰り返しやってきた問題が出てきます。

過去問のパターンが、繰り返し問われる。

公式が本番で誤って出てしまわないように、最後に思い出しておく。

  

キャッシュフロー計算書

減価償却費は+

その他があるか

法人税等の支払額は未払い法人税を勘案する

 

平成28年度

サービス問題

平成23年度

B/S 「減価償却累計額」項目の変化

期間比較の場合

平成13年度

投資有価証券の増加額

その他固定資産の増加額

 

設備の経済性計算

意思決定会計

正味現在価値NPV

内部収益率法IRR

収益性指数法PI

回収期間法PP

 

回収期間法の欠点

①回収期間内のCFにつき時間価値を考慮していない。

②投資額を回収した後に発生するCFを無視している。

③基準となる回収期間の決定方法があいまい

 

収益性:正味現在価値

安全性:回収期間法

 

CF=(1 -税率)×営業利益+減価償却

FCF=税引後営業利益+減価償却費 -運転資金増加学 -投資額

 

収支ベース

CF=(1-税率)×(CIF-COF)+税率×減価償却費F

営業利益ベース

CF=(1-税率)×(CIF-COF-減価償却費)+減価償却

 

固定資産 売却・除却

節税効果 売却額×税率 除去損×税率を加算する

 

取替投資 機会費用(遺失利益)

  

オプション、デリバティブ

為替予約

ドル買い円売りの為替先物予約 輸入

ドル売り円買いの為替先物予約 輸出

 

為替先物予約を行い、決済時点の支払額を確定させる。

 

オプションプレミアム

ドルの○○オプションを購入しリスクを回避する

コールオプション 輸入

プットオプション 輸出

 

満期日の為替レートを行使価格と比較し、

コールオプション 円安なら権利を行使、円高なら権利を放棄して実勢相場(直物レート)で購入する。

プットオプション 円高なら権利を行使、円安なら放棄

   

セールスミックス

平成26年度

限界利益、貢献利益

個別固定費

共通固定費は勘案しない

蟻地獄は(設問2)から撤退と自粛

  

ディシジョンツリー

いつになれば出題されるのか。

図を書いて攻略する。

平成23年度

R&D投資、低コスト、高コスト、投資、投資すると投資しない

  

企業価値

平成30年度

財務諸表の読み込み

企業価値=要求CF/ WACC

企業価値=1年後のCF/WACC-CFの成長率

 

営業レバレッジ

営業レバレッジ限界利益/営業利益

 

財務レバレッジ

ROE=(1-t)×(ROA+負債比率(ROA-i))

 

連結会計

非支配株主持ち分

自己資本には非支配株持分を含まない

 

最後にやり残した論点を網羅して、本番への自信に繋げる。

やり残したことはないですが、心置きなく準備できましたか。

時間が足りないなんて言わせないです。

 

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悟りの境地、沙羅双樹の木の下

全ての事例のまとめを振り返り

もはや全事例が悟りの境地

頭と心を整理して、覚悟を決める

 

本日のまとめ 

今回の記事は いかがでしたでしょうか。

最後に本日のまとめとなります。

「事例Ⅳ 最後の振り返り CVPと悟りの境地」でした。

  • CVPを攻略出来るかどうかで明暗がはっきりする。
  •  暗記の部分とは、公式・解法のパターン・解き方、そして、やってはいけないミスのパターン。

  • 最後にやり残した論点を網羅して、本番への自信に繋げる。
  • 頭と心を整理して、覚悟を決める

 

2次筆記試験までいよいよあと日。

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