おはようございます。
中小企業診断士勉強会プロデューサーのシンです。
皆さんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。
本日は「第5回 勉強会 6年分の事例Ⅰシナジーって毎回?」です。
まずは第5回勉強会のアジェンダ記事から。
「第5回 勉強会アジェンダ もう6年分の過去問解いてますよ」
6年分の事例Ⅰを振り返り傾向と対策を検討する
2週間ぶりの勉強会、お疲れ様でした。
今回は午前中のみのメンバーと終日参加したメンバーがいました。
今回も欠席者3名がおり、合計6名参加。
2月28日(日)午前の部 9:00~12:00 延長して12:40
9:10 会場準備
9:20 各メンバーの近況の学習状況などの報告
2週間の勉強状況の報告
事例Ⅳへの苦手意識から、後回しにせず少しづつ訓練していく。
事例問題を解いた後の質や振り返り
補強しなければならない点
実際の所は2月は仕事が忙しくて今回の宿題しかなかなか手が回らなかったという人もおりました。
9:40 事例Ⅰ平成29・28・27年度の3年分の解答を確認した上での共有
今回の事例問題を通して事例Ⅰは、過去6年分解いたことになりました。
ただ解いて、そのまま復習もせず放置してしまうとあまりやってきた効果が出ないです。
負のルーティン化とならないように、今回は深く理解して最後はアクションプランを考えることを目指すべきと提案しました。
出来栄えや、傾向の共有
平成29、28、27年度と遡っていくと、年度ごとにあまり出来ていない解答が目立ってきました。
直近の過去問はある程度深くやってきたものの、少し前の問題となると未だに腹落しきっていなかったことが分かりました。
6年前と1年前、6年間全体の出題の傾向とその違いとを考慮しながら、勉強会を進めていきます。
知識の横串
各年度の過去問を振り返り、同じようなことがきかれていて、同じような解答要素を入れていることがあったと思います。
このタイミングで知識を収集し整理して、まとめノートやまとめ知識集を作成して共有していってもいいと思います。
80分間の工程分析
各工程の解き方を各メンバーから共有してもらいました。
設問解釈の時間は、3分、5分、10分
与件分析、10分ぐらい
カラーペンの使い方 SWOT、解答要素のピックアップ
1回目は1本のペンでかいて、2回目に各設問ごとにカラーペンを使って対応付け
ターニングポイントは、35分、40分
予め解答プランを決めてから書き上げるか、考えながら書くのか
解く時間が45分間
優秀な答案を書いている人はどのように勉強してきたのでしょうか?
どのように勉強してきたことで、優秀な成績を修めることができたのでしょうか?
答え:過去問を深く解きました。
過去問事態を単純に解くだけでなく、解答を含めて切り口や入れるべき知識を深堀して、与件文を入れるバランスと知識との融合を考慮して書く訓練をしてきていたことが分かってきました。
具体的なアクションプラン
もっと深く過去問をやる。
何年の過去問の設問はどのような問題だったからスラスラ出るレベル
傾向と対策として多面的な解答が出来るようにする。
過去問は1日にしてならずですね。
事例Ⅰ平成29・28・27年度の3年分を振り返る
平成29年度事例Ⅰ
各事例ごとに2題づつ特に注目したい設問を全体共有します。
勉強会メンバーの中で、優秀な答案を選抜しました。
10:30 平成29年度試験問題事例Ⅰ
第4問と第5問 きかれていることが曖昧な問題です。
第4問
A社は、全国市場に拡大することでビジョンの達成を模索しているが、それを進めていく上で障害となるリスクの可能性について、中小企業診断士の立場で助言せよ。100 字以内で答えよ。
出題の趣旨
地域ブランドとして優位性をもつ主力商品の全国市場への展開がもたらす問題を分析し、それに対して適切な助言をする能力を問う問題である。
→切り口設定:営業面、製造面、チャネル
第5問
「第三の創業期」ともいうべき段階を目前にして、A社の存続にとって懸念すべき組織的課題を、中小企業診断士として、どのように分析するか。150字以内で答えよ。
出題の趣旨
非同族支配の中小企業であるA社が、「第三の創業期」といわれる新しい時代に向けて、どのような経営課題に直面しているのかを分析する能力を問う問題である。
→組織構造と人的資源管理
組織構造だけを言及するのか、両方とも書くのか。
非同族支配の中小企業であるA社の出題の趣旨を踏まえる
平成27年度事例Ⅰ
11:30~ 先に平成27年度を確認
平成27年度事例Ⅰ
第3問、第4問
その背景を読み取る力や、予め書くべき知識と表現力は鍛えられていますか。
また分かりやすい文章かどうかで点差が付くと思います。
第3問
A社及び関連会社を含めた企業グループで、大型成形技術の導入や技術開発などによって、プラスチック製容器製造事業の売上が60%を占めるようになった。そのことは、今後の経営にどのような課題を生み出す可能性があると考えられるか。中小企業診断士として、100字以内で述べよ。
出題の趣旨
A社グループの売上の60%を占めるまでに成長した事業が、今後A社グループの経営に対してどのような課題を生じさせる可能性があるかについて、分析力・課題発見力を問う問題である。
第4問
A社及び関連会社を含めた企業グループで成果主義に基づく賃金制度をあえて導入していない理由として、どのようなことが考えられるか。100字以内で述べよ。
出題の趣旨
A社グループが成果主義型賃金制度を導入しない理由について、分析力を問う問題である。
→易しい問題。成果主義の特徴のテンプレを3つの要素から解答
※第5問も追加
第5問
A社の健康ソリューション事業では、スポーツ関連製品の製造販売だけでなく、体力測定診断プログラムや認知症予防ツールなどのサービス事業も手掛けている。そうしたサービス事業をさらに拡大させていくうえで、どのような点に留意して組織文化の変革や人材育成を進めていくべきか。中小企業診断士として100字以内で助言せよ。
出題の趣旨
プラスチック製造を主力事業としてきたA社が、新規事業としてスポーツ関連のサービス事業をさらに拡大する際に、どのような点に留意すべきかについて、中小企業診断士としての助言能力を問う問題である。
→組織文化面と、人材育成面から丁寧に切り分けて半分ずつ解答する。
平成28年度事例Ⅰ
12:15~
平成28年度事例Ⅰ
第2問(設問1)(設問2)
きかれ方に正確に解答していますか。何を書いたらよいのか本当に腹落ちしてますか。
第2問(設問1)
A社が、新規のアルバム事業を拡大していく際に留意すべき点について、これまでの学校アルバム事業の展開との違いを考慮しながら、中小企業診断士として、どのような助言をするか。100字以内で述べよ。
出題の趣旨
学校アルバム事業との事業展開の比較を通して、新規アルバム事業の事業展開において留意すべき点を分析し、適切な助言をする能力を問う問題である。
→顧客ニーズ、営業力
第2問(設問2)
A社では、これまで、学校アルバム事業を中核に据えた機能別組織体制を採用していたが、複数の事業間で全社的に人材の流動性を確保する組織に改変した理由を、100字以内で述べよ。
出題の趣旨
新規事業を展開する上で、複数事業間で人材の流動性を確保する組織に改変した理由について、分析する能力を問う問題である。
→共通目的、一体感、シナジー
毎年シナジーを使う問題が出題されていると感じる。
経営資源が少ない中小企業においては、限られた経営資源を多重利用して事業展開をしていかなければならない。
シナジーもいくつかパターンがあり、毎回シナジーを使った思考で解答を書きたい、いや皆使っているので書かないといけない。
今回は勉強会で使用した教材は過去問と書籍でした。
古い過去問になりますので、そこまで情報が多くあったわけでなかったです。
道場ブログだと平成29年度以降から大量に再現答案が掲載されています。
直近の事例だと情報が大公開時代になってます。
※2016年度、平成28年度の事例から得点開示請求がなされて、大公開時代に突入してました。
公開され始めた時期は知らなかった。
他資格試験では既に開示請求がされていたんですね。
平成28年度から令和2年度までの5年分が得点開示請求の結果が公開されている。
合格者の成績区分と点数が開示されました!! | 中小企業診断士試験 一発合格道場
今回の目的は達成できた。
今回もYouTube撮影。
「第5回 勉強会 事例Ⅰ特集 モチベーション高くて安心しました」
それにしても時間が足りなかった。
年度別の全ての設問を見ることはできなかったので、午後全ての問題を深堀りしてました。
そして、最後は今回の追加宿題の平成29年度事例Ⅳの深堀。
NPVの難問を皆で議論しながら解答のプロセスへの腹落ちを談議。
個人的には100%合格へかなり不安な部分が出来てきおりましたが、今回の勉強会へのメンバーの取り組み方、高いモチベーションの維持の状況を鑑みると、安心感がありました。
引き続き、次回の勉強会も深掘りしていきます。
今後の日程
今後の日程を再確認。
令和3年度前半の今後の日程、
第1回12月20日(日)、第2回1月10日(日)、第3回1月28日(日)
第4回2月15日(日)、第5回2月28日(日)
第6回3月14日(日)、第7回3月28日
第8回4月11日(日)、第9回4月25日(日)
追加NEW
第10回5月2日(日)、第11回 5月16日(日)、第12回5月30日(日)
月に2回実施のペース
それにしてもオリンピックの開催に影響している1次試験の日程が全然出てこない。
中小企業診断協会のホームページ何故サーバー落ちてんだ!
次回までの宿題
3月7日(日)まで
3月11日(木)まで
事例Ⅱ:平成29年度・平成28年度・平成27年度
事例Ⅳ:平成28年度
その他、設問解釈の訓練、事例Ⅳ特訓、各自復習
引き続きメンバー間で勉強の進捗とつぶやきを共有ください。
アンケート
毎回アンケートを実施して、毎回改善していきます。
個別に解答を分析していただきたい方は申し出てください。
ブログと連動して返信します。
本日のまとめ
本日のまとめの前に告知です。
僕が運営する診断士ライフコミュニティでは、
中小企業診断士2次試験になかなか合格出来ない人達のために勉強会を開催しています。
参加者のメンバーには100%合格していただきたいという強い思いがあり、勉強の進捗管理から個別相談までしており、高い満足度と高いモチベーションを維持して頂いており、引き続き参加者を募集しております。
今回は「第5回 勉強会 6年分の事例Ⅰシナジーって毎回?」でした。
- ただ解いただけの負のルーティン化とならないように、深く理解して最後はアクションプランを考えることを目指すべき。
-
各年度の過去問を振り返り、同じようなことがきかれていて、同じような解答要素を入れている。
-
知識を収集し整理して、まとめノートやまとめ知識集を作成して共有。
- 過去問事態を解くだけでなく解答を含めて、切り口や入れるべき知識を深堀して、与件文を入れるバランスと知識との融合を考慮して書く訓練をしてきている。
- シナジーもいくつかパターンがあり、毎回シナジーを使った思考で解答を書きたい、いや皆使っているので書かないといけない。
- 今回の勉強会へのメンバーの取り組み方、高いモチベーションの維持の状況を鑑みると、安心感があった。
第5回勉強会オンライン補講
日時:3月3日(水)夜
第5回の勉強会の不参加の方、不十分な方向けです。
勉強会を振り返りエッセンスと個別相談
第6回勉強会 事例Ⅱ特集
日時:3月14日(日)AM9:00~
課題:平成29年度・平成28年度・平成27年度 事例Ⅱ試験問題
場所:池袋西口某所
緊急事態宣言下の中、公共機関を利用して行います。
オンラインとオフライン両方で実施。
ご興味のある方はお問い合わせください。
shinblog革新と核心
一番価値のある話は ブログでは公開できない。
情報教材張りの有益な情報が勉強会にはあり、おかげ様で高い満足度を頂いております。
受験勉強・診断士の裏側をお話しします。
参加の無料相談は随時受けつけてます。
いいね!とクリックよろしくお願いいたします。