おはようございます。
中小企業診断士のシンです。
皆さんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。
本日は「中小企業診断士試験 未合格の決意表明⑥1次敗退が強み 嫌よ嫌よも好きの内」です。
まずは勉強会メンバーのご紹介記事。
「中小企業診断士試験 未合格の決意表明①コーヒーはブラックで飲むタイプです」
「中小企業診断士試験 未合格の決意表明②計画力・実行力・継続力、そして改善力と対応力」
「中小企業診断士試験 未合格の決意表明③事実70点レベルの点数を取らないと合格できない」
「中小企業診断士試験 未合格の決意表明④あきらめたら受験終了 7年目で合格した感動はディズニーは当然超える」
「中小企業診断士試験 未合格の決意表明⑤2回目の2次試験を目指す者の士気はやはり高い」
そろそろ帰路に立つ
東京都中小企業診断協会に入会するか何度も迷ってます。
令和2年度の中小企業診断士試験の合格者が決定して、これからはいよいよ合格者達の躍進の時が来ました。
これからの診断士ライフをどのように過ごすのか。
みな期待と不安を抱えながら情報収集をされてます。
僕は1年前は期待しかなかったと記憶してます。
既に1年間が経過して、自分の出来る範囲内で行動していく中で、そろそろ分岐点に差しかかかっていることを強く感じ始めてます。
1月から始められる人も多く、様々な企画や案件を目にしていは去って行っているという状況。
どちらかというと情報収集や広く浅くアンテナを張って、有益だと思うことをサーチし続けてます。
とはいえ、相変わらず目先の利益にとらわれて、経験や実績につながる案件に対して二の足を踏んでいることが歯がゆくも、現状維持が楽で、腰が重い自分を戒めないといけないと感じて病まないです。
失うものがなければ楽なのに。
未だに中小企業診断協会に入会すらしていない、コスト面から出来ない、自分に青天の霹靂が必要で、夢中になれるものを探しています。
実績も、金も、経験も、人脈も、権威性も、ノウハウも、地位も、名誉も、優先順位が同じなんです。
未合格体験記
本日も引き続き勉強会メンバーの一人一人に焦点をあてて、ご提供いただいた、不合格体験記いや、未合格体験記もとにリライティングとコメントをしていきます。
合言葉は「合格率100%です。」
「未合格体験記」
カズさん40代後半
1.診断士に挑戦した理由・きっかけ、年齢(任意)
社会貢献活動に興味を持ちプロボノに参加したことがきっかけです。
現在も中小企業、NPOのコンサルティングを専門的に行うプロボノ団体に所属しております。
とある企業の支援を行った際にであった方が中小企業診断士の方でした。
最初は単純に彼のようになりたいと思ったんです。(年齢48歳)
→中小企業診断士の方との出会いから資格取得を目指す。
実務経験から資格取得を目指されていると、目的意識が明確で素晴らしいことだと思います。
2.学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目、「1次」科目別点数(合格年)
学習開始は2019年5月、その時の知識は、システム開発を仕事としているので情報はそれなりにできましたが、他はまるでダメでした。
勉強会に参加していますが、2019年は全くついていけませんでした。
資格については中小企業診断士の学習に直結するどころか、世の中的には?な資格ばかりです。
→NLP調べました。
Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の略称で、別名「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれる最新の心理学です
NLPとは? - NLP-JAPAN ラーニング・センター 公式サイト・神経言語 プログラミング
→PMP
プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル - Wikipedia
やはりマニアックな資格ではありました。
得意科目は情報、不得意科目は法務、財務です。
1次試験受験歴:2回、2次試験受験歴:なし
令和元年 経済52点、財務32点、経営53点、運営54点、
法務40点、情報68点、中小32点 合計331点
令和2年 経済72点、財務64点、経営60点、運営66点、
法務36点、情報72点、中小76点 合計446点
→令和元年度は5月~8月の約3ヵ月で受験。
万全を期した令和2年度はくしくも、法務でまさかのあしきり。
合計点は合格点を優に超えているので、令和3年度はもちろん2次試験対策メインで問題ない状況ですね。
2~3科目受験してポートフォリオのリスク回避で1次試験合格を目指す。
3.学習スタイルとそのメリット・デメリット
毎週土曜日開催の勉強会の予習、復習を基本とし、過去問のTAC評価ABCを回転させるやり方をしておりました。
テキスト、問題集はTACを基本とし、法務のみ同友館の過去問マスターを利用しました。
2020年の法務の学習にあたり、民法を全くやらなかったことと、日本語読解能力の水準が低いことが直接の敗因と思っています。
→マジですか?民法を全くやらないとは、完全に自殺行為です。
敗因は民法ですね。令和2年度試験は明らかに民法改正の論点が多く出題されましたので、民法を全く対策をされていないのであれば、勉強しないで試験に受けたのも同然の状況。
まだまだ時間はありますので、情報戦を制して今年の試験に臨んでほしいです。
4.2次筆記合格までの受験回数、学習時間とその作り方
受験回数は1次を2回、2次は0回。
勉強場所:ファミレス、カフェ、マクドナルド、
オンライン(勉強会)
学習時間:週25時間を確保 (土日祝がメイン)
学習教材:TACテキスト、TACスピ問、過去問(TAC、同友館)
→たぶんご家族がいらっしゃって、家だと勉強できない派ですね。
緊急事態宣言の影響で飲食店の営業時間が短縮されてます。
今年もこのような状況は継続的に続くことを予想して、勉強が出来る環境づくりは重要です。
5.2次筆記不合格までの学習法
2次の受験歴は無いです。令和2年の1次試験の結果が1マーク差であったため、万が一を考えて、8月1日から2次試験対策の学習を開始しました。
※1次試験日の翌日から8月1日までは会社費用で受験するPMPの学習のため、2次試験対策の開始が遅れました
1次試験の合格発表日の8月25日までは下記する内容の学習を毎週20時間程度しておりましたが、1次敗退確定後は1次試験の振り返りを行いました。
その他、2021年の試験にどのように取組むかなどを考えるなど迷走して現在に至ります。
2次対策でやったこと
使用テキスト:「まとめシート」流!ゼロから始める2次対策、全知識全ノウハウ
使用問題集:30日完成事例Ⅳ合格点突破計算問題集、
過去問事例Ⅰ~Ⅲ(中小企業診断士協会HPでDL)
使用受験機関:なし(1次試験対策含め、勉強会と独学のみ)
2次対策用まとめシートテキストを1読、2次試験問題の解き方をINPUT。
事例Ⅳは財務が苦手のため、直接過去問に入らず、勉強会で薦められた30日計算問題集に取り組みをしました(1周)。現時点で過去問はまだ解いたことがありません。
その他の事例Ⅰ~Ⅲは全知識全ノウハウを粗読したあと、キーワードを単語帳にまとめてINPUT。
※例:生産座席予約方式のメリット、デメリットは?→メリットは飛び込み受注に対応しやすく、顧客要望に柔軟に対応できること、デメリットは元となる生産計画に遊びが生じるため生産が非効率になる可能性があること
INPUT学習をしながら、過去問(令和元年~平成24年)をまとめシート流に整理する練習を実施しました。
※過去問の学習は与件文にSWOTの書き込みといった分析と回答骨子を書き出す程度で、回答を書いたことがあるのは元年事例Ⅲのみ、ふぞろいなどを利用した回答比較もしておりません。
→1次試験の不合格が確定しているにも関わらず勉強を続けれていることは「正解」だとはっきり言えます。
何せ2次試験に進んでだとしても、8割の確率で不合格になる試験。
とはいえ、もしかしたら2次試験も1回で合格になっていたかもしれないです。
今年の試験は時間がたっぷりありますので、先行逃げ切り型でどんどん前のめりで2次試験対策を進めた方がよいです。
6.学習時・試験当日のエピソード
経済学がとにかく嫌いで、学習にあたり吐き気を感じたのは生涯で経済学・経済政策が初めて。
うんざりしながらスピ問と格闘したのが令和2年の4月頃です。
経営は楽しいのだけど、全く点数が伸びないし、あまり下がりもしないと油断していたら直前模試で28点を叩き出して焦りました。
ちなみにその時の法務が60点で、この時油断したんだろうなぁと今にして思います。
→??経済は72点? 信憑性が薄い、嫌いというコメント。
むしろ嫌いな科目だから出来た?
楽しかった企業経営理論は点数が伸びず、本番では60点。
模試と本番での相関関係は科目によっては有るようで、ないのが現実です。
万全の状態で臨めば問題ないだけです。
嫌よ嫌よも好きの内。得点が伸びる部分に時間を配分して確実性を高めるのがよいと考えます。
7.来年の合格を目指す自分への叱咤激励
1次試験を残しつつ、2次対策は事例Ⅰ~Ⅲの過去問7年分を1回解き、財務は30日間問題集を1周したのみという状況です。
→十分すぎる準備です。
勉強会での2次対策組に参加をするか迷っているところにこちらに出会いました。
自分の時間をもっといろんなことに使えるようにするため、2021年に合格を勝ち取ります。
→最後は力強いコメント。この文章からするとどちらかというと、天才肌な方だと思います。仮に令和2年度に1次試験を突破されていれば既に合格されていたかもしれない。
ご経験や独自の感性をお持ちだと思うので、あまり決まった型にはまらずに我が道を貫き、高いレベルで皆と関わって頂きたいです。
2次試験を受験しているかどうかは問題ではなく、臆することなく皆で合格を目指してほしい。
令和3年度の学習計画と勉強会
2020年は法務であしきり。2次試験は未受験。
勉強のスケジュールについて
1月~4月 語彙力強化+事例Ⅳ対策+1次対策(法務)を主に実施する。
事例Ⅳ:全知識、実践トレーニング会計&ファイナンスを使った練習
+事例Ⅰ~Ⅳ「抽象化ブロックシート」の丸暗記と各論点のスピテキ紐付けによる語彙力強化
+事例Ⅰ~Ⅲの設問解釈、解答骨子作成プロセスを固める
+経営法務(スピ問3周+過去問ABC問題5年分2周)
5月~6月 1次対策(財務、法務、情報)過去問5年分3周+TBC速修2次テキスト3年分(2018年~2020年)
7月~10月 設問分析練習(抽象化ブロックシートの知識を使った具体→抽象の練習等)
+過去問7年分+TBC速修2次テキスト3年分(2015年~2017年)
→TBCのテキストをメインとした独学のスタイル。
まだまだやれることが多いので、伸びしろしかない気がします。
「抽象化ブロックシート」はTBCのテキストに掲載されてます。
結構、ボリュームがあります。
本日のまとめ
最後に本日のまとめとなります。
今回は「中小企業診断士試験 未合格の決意表明⑥1次敗退が強み 嫌よ嫌よも好きの内」でした。
- 2~3科目受験してポートフォリオのリスク回避で1次試験合格を目指す。
- 今年の試験は時間がたっぷりありますので、先行逃げ切り型でどんどん前のめりで2次試験対策を進めた方がよい。
- 嫌よ嫌よも好きの内。得点が伸びる部分に時間を配分して確実性を高めるのがよい。
- ご経験や独自の感性をお持ちだと思うので、あまり決まった型にはまらずに我が道を貫き、高いレベルで皆と関わって頂きたいです。2次試験を受験しているかどうかは問題ではなく、臆することなく皆で合格を目指してほしい。
次回第3回の勉強会
日時:1月24日(日)AM9:00~
令和元年度試験問題を扱います。
場所:池袋西口某所
緊急事態宣言下の中、公共機関を利用して行います。
オンラインとオフライン両方で実施。
ご興味のあるかたはお問い合わせください。
Twitter、お問い合わせ、Youtubeちゃんねるのリンク先です。
いいね!チャネル登録やお問い合わせ、よろしくお願いいたします。
いいね!とクリックよろしくお願いいたします。