おはようございます。
中小企業診断士のシンです。
皆さんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。
本日は「中小企業診断士試験 未合格の決意表明⑦1年休んだことで光明はあるのか?」です。
まずは勉強会メンバーのご紹介記事。
「中小企業診断士試験 未合格の決意表明①コーヒーはブラックで飲むタイプです」
「中小企業診断士試験 未合格の決意表明②計画力・実行力・継続力、そして改善力と対応力」
「中小企業診断士試験 未合格の決意表明③事実70点レベルの点数を取らないと合格できない」
「中小企業診断士試験 未合格の決意表明④あきらめたら受験終了 7年目で合格した感動はディズニーは当然超える」
「中小企業診断士試験 未合格の決意表明⑤2回目の2次試験を目指す者の士気はやはり高い」
「中小企業診断士試験 未合格の決意表明⑥1次敗退が強み 嫌よ嫌よも好きの内」
そろそろ帰路に立つ②
昨日は東京都中小企業診断協会に入会するか迷っているという話をしました。
本日はめちゃくちゃ忙しい中、ほぼ休憩時間もなかったのですが、診断士がみなこぞってやり始める診断士活動について疑義を感じてきました。
この話題は奥が深いかなり核心に迫るお話になりますので、改めて1記事として書かせて頂きます。
中小企業診断士の受験校のリクルート活動いや、受験生の募集の告知・PR活動が落ち着いてきました。
年がら年中募集しているのではなく、不合格が確定した時に煽って、集客をしていた感は否めないです。
世間一般では1月も後半に入り、そろそろ転職市場が動いていく時期です。
中小企業診断士試験を合格されて方は、資格取得がきっかけで、部署異動、転職、独立と皆転機を迎えられる人が多くいます。
僕は合格した昨年の今ぐらいの時期は実務補修やら、受験生支援やらで特段何も変化はありませんでした。
しかしながら、1年経過した今少しづづ変化を感じるようになってきています。
たぶんみな受験生支援活動は最長1年間で、そのあとは別の道を選んでいくから。
寂しい気持ちや空しい気持ちもあり、結局世界は変わっていないという、現実に戻されながらも、挑戦や成長を諦めてはいけないという思いが蘇ってくる。
1度しかない人生、本当にやりたいことは何か。
気持ちの変化とともに、入ってくる情報の捉え方が変わってきています。
未合格体験記
本日も引き続き勉強会メンバーの一人一人に焦点をあてて、ご提供いただいた、不合格体験記いや、未合格体験記もとにリライティングとコメントをしていきます。
合言葉は「合格率100%です。」
今回の勉強会メンバーのことを先に説明しますと、実は令和2年度試験の受験を諦めざる追えない状況で、1年間休まれて、令和3年度試験を目指される方です。
僕も同じ勉強会で同じ受験生として切磋琢磨した方なので、是非合格してほしいという思い入れがあります。
親しい中にも礼儀あり。親しい中には厳しさありです。
「未合格体験記」
ゆっちさん40代後半
1.診断士に挑戦した理由、きっかけ、年齢
挑戦した理由は業務上知識を持っておかないといつリストラに合うかわからないので体系的な知識を有したかった事。きっかけは社会保険労務士を合格し、次の資格を目指す体力が戻ってきたことです。
→社会保険労務士の資格を取得されており、ダブルライセンスを目指されている方です。リストラという響き。守りの受験といえるでしょう。
2.学習時の知識
保有資格 社会保険労務士、簿記2級、宅建士(10年以上前に取得)
平成29年の受験初年度は授業についていくのが精一杯でした。
平成29年 経済48点、財務56点、企業経営55点、運営53点、情報52点、法務60点、中小政策62点 合計386点(2科目合格)
平成30年 経済80点、財務68点、企業経営56点、運営65点、情報56点で合格
→平成30年に1次試験を突破されております。
財務・会計、経済学、法務が比較的得意という傾向を感じます。
簿記2級はほぼ皆が取得されており、簿記2級はマスト資格です。
3.学習スタイルとそのメリットとデメリット
TACの通学をベースに自宅学習を行っていた。
一次試験の二年目、二次試験は勉強会に参加
勉強場所 自宅、予備校
学習時間 移動時間
学習教材 TACのテキスト、過去問、TACのトレーニング
メリット TACは教材の入手とモチベーションの維持のみ役に立った。
デメリット 予備校以外の応用が利かない
→え?ディスってないですかぁ~
TACの通学を中心に勉強をしてこられてます。
計3年間通学されてます。
4.2次試験不合格までの受験回数と、学習時間とその作り方
平成29年 1次試験 2科目合格
平成30年 1次試験 3科目科目合格、合計点で一次試験突破
平成30年 2次試験 事例Ⅰ58点B 事例Ⅱ68点A 事例Ⅲ58点B 事例Ⅳ35点Dで敗退
令和元年 2次試験 事例ⅠC 事例ⅡD 事例ⅢB 事例Aで完全に敗退。
事例Ⅳのみが評価上昇、事例Ⅰ、Ⅱで大幅に点数を落とす。
令和2年 体調不良で休養を余儀なくされる。
→体調はもう大丈夫ですか~??
リハビリは早く終えて、既に直前期まじかの1次試験対策をガチでしたいです。
特徴的なのが2回ともD評価であしきりにあっているということ。
各事例ごとにムラがある良く分かります。
全ての事例が出来るようにならないと安定した実力にならないことが見て取れます。
5.2次試験の学習法
勉強会参加とTACの授業参加
勉強場所は自宅と通勤時間
学習教材 過去問、TAC事例Ⅳ特訓、全知識全ノウハウ
1年目は1次試験合格し、直前2か月で対策するも、事例Ⅳまで回りきらず時間切れ。2年目は3月までは養成課程の話で勉強に取り掛かれず、3月から開始するも、自分自身のやり方が確立できなかった事及び夏以降に体調不良から思うように時間が確保できず勉強不足で敗退。
→ダメじゃないですか。悲しくなってきましたね。
勉強ができるできないもさることながら、メンタル面の重要視されます。
勉強不足ってのはやめましょう。
6.学習時、本番のエピソード
2年目の受験の時は勉強会で一緒に勉強していた人が前の席になったことです。
→それはプラスの効果があったんですよね。
7.来年の合格を目指す自分への叱咤激励。
まずは2次試験の受験資格を得る事。健康がなければ受験もできないので体調管理をしていきながら確実に勉強をしていくこと。自分は無能であるのだから勉強する以外ありません。社労士の受験勉強と一緒。基礎の反復を徹底し、確実に問題を解きこむことが前提条件。
二次試験に際しては、自分のプロセスを確立することとシンプルな記述に取り組みむこと。一次試験の知識を正確に引き出し、確実に運用していくことが前提条件。過去2年間の勉強で過去問題の分析がおざなりになっているので正確な分析を図っていくこと。
勉強する以外ありません。できないのならば死んだ方がまし。
→強い決意を感じます。今年は1年間休まれたこともあり、モチベーションが上がってきていることが分かります。
1次2次と受験される方はまだまだ先と思っていては既に遅れることが要注意。
既に1月も後半となり、7月に試験となると6カ月半年間しかないです。
令和3年度の勉強のスケジュールについて
1月(1次対策)TACの授業参加と過去問マスター(企業経営、財務、運営、経済、情報、法務、中小)とトレーニングで基礎事項を固めていく。なるべく2次対策で使う科目については多く触れるようにしていくことで2次対策にて使う用語の理解の強化を図る。
(2次対策)令和2年、令和1年過去問振り返り、分析を再度行う。春秋要約 TACの2次対策の授業受講
2月(1次対策)TACの授業参加と過去問マスターとトレーニングを解きこんでゆく(全科目)
(2次対策)春秋要約、2次事例Ⅳ特訓参加と問題集の解きこみ 平成30年~平成27年までの過去問振り返りと詳細分析を行いなおす
TACの2次対策の授業受講
3月(1次対策)過去問マスターを使い、テキストの知識の整理を図っていく。答案練習会が始まるので、知識の安定を図る
(2次対策)春秋要約、40字、100字要約。平成26年~平成24年までの過去問振り返りと詳細分析のやり直し
2次事例Ⅳ特訓の参加と問題集の解きこみ
4月(1次対策)毎日過去問題を解いていくこと(年度ごと)で時間配分をつかんでいくこと 過去問マスターで分野別の知識の強化を図る TACの答案練習会の参加
(2次対策)各年度の問題の解きこみ、春秋要約、100字、40字要約 2次事例Ⅳ練習問題集の解きこみ
5月(1次対策)TACの答案練習会の参加 模試の受験 各分野の知識の精度を高めていくための問題集の解きこみなるべく全科目触れるようにしていく
(2次対策)4月と同様
6月(1次対策)5月と同様 (2次対策)春秋要約、各年度の問題の解きこみ
7月(1次対策)本番受験、勉強内容は5月と同様 (2次対策)各年度の解きこみ、やり方の確立、春秋要約、2次対策問題集を繰り返す
8月~10月 TACの授業参加 各年度の問題を毎日解きこんでいく 事例Ⅳ問題集の反復練習 要約
年末年始の振り返り
久しぶりに1次対策の勉強をしているが、知識があいまいとなっているところが多いので再度知識を整理していかないとならないことが認識できた。
1次対策、2次対策と分割することなく、勉強をしていく必要性を感じている。
厳しい本音とボトルネック
今回は最後に本音を付け加えます。
誰も言ってはくれない本音。
仮に対価や報酬を頂いているのであれば、お客様を気持ちよくしないといけないので、いわゆるウソいや相手を気づ付けないように、クレームにならないように、ふんわりと地獄に叩き落とすことが一般的です。
ただし、この勉強会の取り組みに置いては絶対合格、合格率100%が趣旨となるので、本当のことを言います。
結論、令和3年度試験は、このままだと不合格です。
他メンバーとの解答のレベル感の違いを感じてます。
1年間のブランクは大きいです。早くそのブランクを元通りにしないと間に合わないです。
自分を蔑むことなく、持ち前の努力と根性を効果的に発揮して頂きたい。
誹謗中傷しておいて、アクションプランがないとみんな大好きな奴になってしまうので、裏話をいいます。
今までと違うやり方をした方がいいです。
特に2次試験対策については明らかに2回失敗されてます。
今まで通りのやり方では結果は見えてます。
勉強会も活用して頂き、革新的な取り組みが必要だと思います。
具体的には今までと同じことをしないで、今までやってこなかったこと、時間が無いからと割けていたことをやってみた方がよいです。
特に試験全体を俯瞰してじっくりと試験に向き合う時間、1つの論点をじっくりと考察する時間がこの時期はまだ出来る期間です。
ご自身の弱点を深堀する。出来る人の思考プロセスを考察する。
そして、試験が近づくにつれてペースを上げていった方がよいです。
継続して気にかけていきますので、よろしくお願いいたします。
本日のまとめ
最後に本日のまとめとなります。
今回は「中小企業診断士試験 未合格の決意表明⑦1年休んだことで光明はあるのか?」でした。
-
1度しかない人生、本当にやりたいことは何か。
気持ちの変化とともに、入ってくる情報の捉え方が変わってくる。
- 親しい中にも礼儀あり。親しい中には厳しさありです。
- 全ての事例が出来るようにならないと安定した実力にならない。
- 今までと同じことをしないで、今までやってこなかったこと、時間が無いからと割けていたことをやってみた方がよい。
次回第3回の勉強会
日時:1月24日(日)AM9:00~
令和元年度試験問題を扱います。
場所:池袋西口某所
緊急事態宣言下の中、公共機関を利用して行います。
オンラインとオフライン両方で実施。
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