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平成24年度 事例Ⅲ 食品系の製造業を入れておく

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おはようございます。

中小企業診断士のシンです。

みなさんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。

本日は「平成24年度 事例Ⅲ 食品系の製造業を入れておく」です。

 

 

ちょっと古い過去問を再編成した問題が出題されるかもしれない

いよいよ半月。週末は本番の週も含めて3回です。

超直前期ともなり、各事例ごとに各年度の過去問に横串をさしたまとめ記事がいいかとも思いましたが、ここからは少し古めの過去問の入り口を覗いて、初めて見る今年の新作事例に動揺しないような状態になってもらいたいと思います。

 

既に説いたことがある人にとっては今更という感じにはなりますが、過去10 年ぐらいの過去問を見ていくと、毎年出題されている頻出論点以外は何年に1度というペース出てきています。

あまり対策してこなかった1題に、例年と傾向が違うと勘違いしてしまい、少しづつ調子を狂わしてしまわないようにしたいところ。

今回はサイクルでは平成28年度事例Ⅲのカット野菜の企業ですが、先に記事を投稿していたので、類似した「食品関連の製造業」を題材とした平成24年度の食肉製品の企業を見ていきます。

最近の過去問との違いを意識して流し読みして、論点だけ掴んでおけば、現場対応で少しでも逃げ切れる経験になると思います。

 

設問解釈 

平成24年度事例Ⅲは、全部で5題、文字数2,236文字で標準的。図1~3まであり図の解釈も必要となる事例です。段落数が7段落までで1つの段落での文字数は直近の過去問と比較すると多く書く問題への対応付けがしやすい構造。

 

まず第1段落をみます。

この年のC社は食肉製品を生産、販売している企業。

生産性の改善、生産性の向上、X社以外の食品スーパーへの販売数量を増加、少品種多量生産体制。外食チェーンからの受注に成功。

強みと成功体験。文章の作りは昔も今もあるていど癖が似ています。

 

設問は全部で5題。

第1問100字、第2問140字、第3問(設問1)120字、第3問(設問2)100字、第4問140字。

配点が第1問10点?、第2問20点、第3問40点、各設問が20点と予測、第4問30点。

第1問は配点が低く、第4問の配点が高く設定されてました。

 

第1問と第4問は戦略系の問題、第2問と第3問は生産系の問題です。

第2問は図から解答する問題。

 

 第1問(配点10 点)
X社から加工部門を分離して創業したC社の成長要因は何か、100字以内で述べよ。

<X社>から<加工部門>を分離して創業した<C社>の成長要因は何か、100字以内で述べよ。

 

→C社のやってきたこと、強みを答えさせる問題。

通常であれば技術力、一貫生産体制といきたいところですが、食品系の製造業の場合には技術力が当てはまらない場合があります。平成28年度のカット野菜の問題も技術力ではなく、野菜の調達力、農業法人とのコネクションでした。

先ほど見てしまった第1段落にどうやら色々と根拠がありそうです。

加工技術や生産性の向上

 

第2問(配点20 点)
C社は創業から20年以上が経過して、顧客や新製品の増加によってさらに変革が必要となっている。図1〜図なども参考に、C社が直面している課題とその具体的改善策を140 字以内で述べよ。

C社は創業から「20年以上」が経過して、<顧客>や<新製品>の増加によってさらに変革が必要となっている。図1〜図3なども参考に、C社が直面している課題とその具体的改善策を140 字以内で述べよ。

 

→図の解釈な必要な問題。もしかすると与件にあまり根拠が書いていないと想定。

図は1つの図で1つのメッセージを読み取りたい。

課題は少なめに改定、改善策を多めに複数列挙する。

 

図の問題は図に大きなヒントが隠されていますので、図を見ていきます。

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食品スーパーへは少品種多量、外食チェーンには多品種少量の製品が販売されている。

見込み生産と受注生産の知識。

この図は何が言いたいのかです。

 

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図2は生産累計数と出荷累計数が同じように右方上がりのグラフ。生産に比例して出荷されているということ。

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一方図3は、生産累計数は1度で生産しているが出荷が緩やかで、1回の生産しかしていない。1度生産しただけで出荷は少ない状況。

また、図2と図3の生産のロットサイズが同じ量と気づきます。

図から、生産計画やロットサイズ、在庫のことを書くべきと解釈。

 

第3問(配点40 点)
C社では新規事業として外食チェーンY社との取引を検討している。その計画について以下の設問に答えよ。
(設問1)
Y社から要求されているセントラルキッチンとしての機能を備えるためには、C社ではどのような対応を必要とするのか、120 字以内で述べよ。

 

C社では新規事業として<外食チェーンY社>との取引を検討している。その計画について以下の設問に答えよ。
(設問1)

Y社から要求されているセントラルキッチンとしての機能を備えるためには、C社ではどのような対応を必要とするのか、120 字以内で述べよ。

→この設問だけで検討するのも根拠が薄いが、他の問題の兼ね合いから生産現場の改善の問題と想定。

標準化、マニュアル化、それより品質。食品系の問題だと品質や食の安全性、コストの問題が出てきます。

 

(設問2)
Y社から要求されているセントラルキッチンとしての機能を果たすためには、C社の日常業務上どのような情報が必要になるか、100 字以内で挙げよ。


Y社から要求されているセントラルキッチンとしての機能を果たすためには、C社の日常業務上どのような情報が必要になるか、100 字以内で挙げよ。

 

→情報を列挙する問題。

受注、発注、在庫、需要予測、現品管理の知識を想定。

与件から情報となるものを抜き出して整理する問題。

 

第4問(配点30 点)
C社の既存製品の販売数量は減少傾向にあり、さらに既存顧客から製品単価の引き下げ要求がある。それを克服して収益性を高めるには、あなたは中小企業診断士としてどのような方法を提案するか、Y社との新規取引以外で、C 社にとって実現性の高い提案を140 字以内で述べよ。

C社の<既存製品の販売数量>は減少傾向にあり、さらに<既存顧客>から製品単価の引き下げ要求がある。それを克服して収益性を高めるには、あなたは中小企業診断士としてどのような方法を提案するか、<Y社との新規取引>以外で、C 社にとって実現性の高い提案を140 字以内で述べよ。

 

→第1問のC社の強みを活用・強化、C社の弱みの克服、製品単価の引き下げ要求には応じない、収益性を高める・高付加価値、生産性向上

<Y社との新規取引>以外となると、既存顧客に対するアプローチ。

  

平成24年度の事例企業

北海道×食肉企業と検索すると出てきました。

株式会社ホクビー|公式サイト

本田康夫教授の論文です。

検査する管理体制、HACCAP、品質の安全の視点。

 

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食肉工場

5S徹底だけでよいのでしょうか。

生産計画、品質の安全性、コスト削減の論点も入れて解答する。

令和2年度の問題で食品系の製造業が出た場合にはどのようになるのでしょうか。

あまり出てきていないタイプの企業です。

 

問題に対応した書籍紹介

平成24年度(2012年度)の解答解説が掲載されている書籍です。

過去問

診断協会のホームページからダウンロード

中小企業診断士試験問題

AASのホームページからダウンロード

試験問題だけではなく、解答用紙と出題の趣旨までまとまってます。

2次試験過去問ダウンロード│AAS中小企業診断士 2次試験対策専門校

 

 ふぞろいな合格答案 10年データブック

 平成28年度(2016年)~ 平成19年度(2007年)の10年間分が収録。

 事例問題攻略マスター(第2版)

再現答案やプロセスではお薦めです。

各事例の解き方と平成28年(2016年)~平成24年(2012年)までの過去5年分の過去問の解説付き。A5版と小さく持ち運びに便利。

 

中小企業診断士2次試験 事例問題攻略マスター

中小企業診断士2次試験 事例問題攻略マスター

  • 作者:handys97
  • 発売日: 2017/05/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

本日のまとめ 

  • 少し古めの過去問の入り口を覗いて、初めて見る今年の新作事例に動揺しないような状態になってもらいたい。
  • 最近の過去問との違いを意識して流し読みして、論点だけ掴んでおけば、現場対応で少しでも逃げ切れる経験になると思う。

  • 標準化、マニュアル化、それより品質。食品系の問題だと品質や食の安全性、コストの問題が出てきます。

  • 5S徹底だけでなく、生産計画、品質の安全性、コスト削減の論点も入れて解答する。 

今回の記事は いかがでしたでしょうか。

最後に本日のまとめとなります。

「平成24年度 事例Ⅲ 食品系の製造業を入れておく」でした。

 

2次筆記試験まであと16日。

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