おはようございます。
中小企業診断士勉強会プロデューサーのシンです。
みなさんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。
引き続き1次試験超直前期として試験の最終確認とシミュレーションをしていく昨年記事のリメイク版。
6日目の今日は「情報量が多すぎて正規化しろ 経営情報システム2021年度版」です。
まずはここまでのあらすじです。
「緊張との戦い 経済学・経済政策 2021年版」
「解く順番と計算 財務・会計2021年度版」
「集中して勘を研ぎ澄ませ 企業経営理論2021年度版」
「全力で駆け抜けろ 運営管理2021年度版」
「合格不適合責任は落ちた時から1年間 経営法務2021年度版」
1次試験まで残り3日間です。本日は水曜日いよいよ本当に緊張してきますね。
2日か3日間休暇があれば直前の心の準備は十分だと思います。
休暇が取得できない人は、なるべく孤独になりましょう。
試験前の日々は本当に記憶もなく、1日1日過ぎ去るのが早く感じます。
来週月曜からの仕事のことは今日からは一端忘れて、全てを試験にかけていく時だと思います。
試験当日のシミュレーションは、5科目が終わって、残る2科目。
今回は「経営情報システム」です。
1日目の最後
10:50
相変わらず経営法務では自信が持てない終わり方をします。
残り2科目でこの経営法務でのやらかしの挽回をしないといけないです。
経営情報システムはITの科目。この試験を受験している人は明らかにITの分野にたけている人が多いです。周りはみんなこの科目を得意科目にしている。
経営情報システムの難易度のポイントは、最後に統計問題が出題されるかどうか。
2問で8点はかなり影響が大きい。仮に出題された場合には、2問落としたことを前提として考えると92点満点の試験。
通常1問4点だと60点は25問中15問正解で合格点。10問は間違えられるのだが、統計解析が2問出題されて2問間違えるとすると、23問中15問正解で合格点。8問しか間違えることが出来なくなるんです。
約3問中1問間違えるとぎりぎり60点行くか行かないか。
1問4点の重みがずっしりと来ます。
復習時間は20~25分程度。繰り返し暗記した来たIT用語の最終確認のルーティンに入る。
IT用語をどんどん唱えていく
各分野ごとに学習してきた単語をどんどん振り返り呪文の様に唱えていく。
もうここまできたらい、IT人材、IT系であるかの如く。
ハードウェア
CPUソケット、PCI、PCI Expressスロット、
CPU 内部クロック周波数、外部クロック周波数
CPI MIPS FLOPS
パイプライン制御、マルチプロセッサ、ダンデムシステム
インターフェース
シリアル伝送 USB、IEEE1394、シリアルATA、eーSATA、HDMI
パラレル伝送 SCSI、セントロニクス、パラレルATA
RAM
DRAM、SDRAM、SRAM、VRAM
ROM
マスクROM、PROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ
仮想記憶装置、スワッピング、スラッシング
デフラグ、ガーベージコレクション、メモリインタリーブ
NAS、SAN
ソフトウェア
ディスパッチング、時間切れ
スプーリング
オーサリングツール
オープンソフトウェア、LAMP
トランザクションファイル、テキストファイル、バイナリファイル
固定長ファイル、可変長ファイル
静止画像データ BMP、TIFF、GIF、PNG、JPEG
動画像データ MPEG-1、MPEG-2、MPEG-4、MPEG-7
音声データ WAVE、MP3、MIDI
ラスタ形式、ベクタ形式
概念スキーマ(論理データモデル)、内部スキーマ(物理的な格納方式)
トランザクション、ACID特性
ロールフォワード(更新後・ハード)、ロールバック(更新前・ソフト)
データウェアハウス
データマート、ODS:オペレーショナルデータストア、データマイニング
ネットワーク
VAN
LAN、トポロジ、スター型、バス型、リング型
CSMA/CD方式、トークンパッシング方式
MACアドレス、ハブ、リピータ・リピータハブ、ブリッジ・スイッチングハブ、MACアドレスフィルタリング、ルータ、ゲートウェイ
VPN、トンネリング、カプセル化
DSU、ONU
インターネット
FTTH、MNO、MVNO、データローミング
IPアドレス、ネットワーク部とホストアドレス部
サブネットマスク、CIDR
グローバルIPアドレス、プライベートIPアドレス
NAT、IPマスカレード・NAPT
IPv6、ネットワーク部とプレフィックス、ホスト部とインターフェース
DNS、DHCP
TCP/IP
OSI基本参照モデル
ア・プ・セッ・ト・ネ・デ・ブ
アプリケーション層、プレゼンテーション層、セッション層、トランスポート層、ネットワーク層、データリンク層、物理層
ア・ト・イ・ネ
アプリケーション層、トランスポート層、インターネット層、ネットワークインターフェース層
ゲ・ル・ブ・ス・リ・リ
ゲートウェイ、ルータ、ブリッジ、スイッチングハブ、リピータ、リピータハブ
ネットワークインターフェース層のプロトコル
インターネット層のプロトコル
IP、ICMP、ping、traceroute、ARP
TCP、UDP、ボート番号、ウェルノウンポート番号
アプリケーション層のプロトコル
HTTP、FTP、Telnet、SSH、SNMP、NNTP、LPR、IPP
SMTP、POP3、IMAP
MIME、S/MIME、
CGI、Perl、クッキー、Ajax
セキュリティ対策
共通鍵暗号方式、DES、AES
セッション鍵暗号方式・ハイブリッド方式、受信者の公開鍵、受信者の秘密鍵
RADIUSサーバ、チャレンジレスポンス方式・CHAP、SSL、OpenSSL
デジタル署名、送信者の秘密鍵、送信者の公開鍵
ファイアーウォール、パケットフィルタリング、プロキシサーバ
DMZ、IDS、ネットワーク型IDS、ホスト型IDS
アクセルコントロール、SSID、MACアドレスフィルタリング、WEP、WPA、WPA2
DDoS攻撃、クロスサイトスクリプティング、クロスサイトリクエストフォージェリ、クリックジャッキング
システム構成技術
クライアントサーバシステム、3層アーキテクチャ、シンクライアント
SOA、SOAP、WSDL
スループット、レスポンスタイム、ターンアラウンドタイム
スケールアウト、スケールアップ、RASIS
稼働率=MTBF/MTMF+MTTR
フォールトトレランス、フェイルソフト、フェイルセーフ、フォールトボイダンス、フールプルーフ、フォールバック、フェイルオーバ、フォールトマスキング
ミラーリング、デュプレキシング、RAID、ストランピング、パリティ、
デュプレクスシステム、デュアルシステム、、ロードシェアリング、クラスタリング、
プログラム言語
コンパイラ型、高水準言語、FORTRAN、COBOL、C、C++、Java、Javaアプレット、Javaサーブレット、JDBC
スクリプト言語、Javascript、Perl、Python、PHP、Ruby
マークアップ言語、HTML、XML、CSS,CMS、DHTML、VRML、XHTML、SSI、HTML5、XML
XML、ネイティブ方式、ハイブリッド方式、MPEG-7、Ajax、SOA、SOAP、SMIL、SVG、SAML、RSS、XSL、XBRL、ebXML、OASIS
コンパイラ、オブジェクトプログラム、隣家、ライブラリファイル、ロードモジュール
RFP、RFI、外部設計、内部設計、ウォーターフォールモデル、プロトタイプモデル、スパイラルモデル、アジャイル開発、XP、スクラム、クリスタル、FDD、LSD、マッシュアップ
POA:プロセス指向アプローチ、DOA:データ指向アプローチ、OOA:オブジェクト指向アプローチ、カプセル化
DFD、E-R図
UML
ユースケース図、クラス図、オブジェクト図、シーケンス図、コミュニケーション図、ステートマシーン図、アクティビティ図、コンポートネント図・配置図
結合テスト、トップダウンテスト、スタブ、ボトムアップテスト、ドライバ
システムテスト、承認テスト、運用テスト、ブラックボックステスト
レグレッションテスト、ぺネストレーションテスト
ウォークスルー、インスペクション、ラウンドロビン
リバースエンジニアリング、リポジトリ、BPR、DevOps、EA
PMBOK、COCOMO、ファンクションポイント法、LOC法・プログラムステップ法、ボトムアップ法・標準タスク法、CoBRA法
非機能要求グレード、BABOK
WBS・作業分解図
EVMS、EAC=AC+(BAC-EV)×AC/EV
EAC:最終的なコスト見積り値
AC:コスト実績値、BAC:計画時予算、EV:作業実績値
コスt効率指数:CPI=EV/AC
スケジューリング効率指数:SPI=EV/PV
ERP、EAI
経営情報管理
ITガバナンス、COBIT、TCO、ITスキル標準・ITSS
SLA、ITIL、ITSMS
ITアウトソーシング、ISP、ASP、iDC、ハウジングサービス、ホスティングサービス
クラウドコンピューティング、SaaS・アプリケーション、PaaS・基盤、IaaS・インフラ
DaaS、CaaS、パブリッククラウド、プライベートクラウド
ビックデータ、NoSQLデータベース、キーバリューデータベース
SEO、クローラ、BYOD、MDM、FinTech、ブロックチェーン、ウェアラブルデバイス、5G、DX
新着IT用語プラスα
統計解析
対立仮説、帰無仮説、片側検定、両側検定、t検定、X²検定(カイ2乗)、分散分析
Z検定、t検定、F検定
単回帰分析、重回帰分析、判別分析、クラスター分析、コンジョイント分析
t分布、カイ2分布、正規分布、F分布
これまで覚えてきた知識を呪文の様に何度も唱える。
カタカナ用語のオンパレード。
用語を知っていれさえいれば怖くない。
何でこんな使わないようなことを勉強してきたのか。
それは世の中がIT人材が求めているから。IT用語に敏感なことが診断士として、求められているスキルだから。IT人材になりたい。IT人材になりたいよう。
IT人材ではない人は少しでもIT人材に使づけて会話ができるレベル感になるように。
ここ数年は安定しているが仮にH27年H28年の様に難易度が急にあがった場合どうなるだろう。別の情報の資格の勉強をしないとこの試験に合格出来ないのか。
IT人材じゃなくても60点を死守して今年の試験で決める。
経営情報システムの60分間
11:20
直前でトイレに行き席に座り、経営情報システムの試験問題と解答用紙が配られる。
既に緊張感はあまりない。むしろあと2科目で開放されるという解放感が脳裏をよぎってくる。
この科目も25問で1問4点。1問あたりの点数が大きいので積み重ねて、これまでの科目での失点を取り返したい。
11:30
試験初めの合図とともに試験が始まる。
まずは最後に統計解析があるかないかでこの科目の難易度がガラっと変わる。
H30年未出題、令和元年は1問、令和2年は2問だった。
運営管理などこれまでの5科目の中で、統計解析の問題が出題されていれば今年は出ないということになる。
問題用紙の最後をめくる。さあどおか。「おーっっっ・・・」
11:50
60分の時間で十分解答できる内容なので、丁寧に1問1問みていく。
解答する順番も頭から解いていっても制限時間切れになることはないので問題はない。
初見の論点、知らない用語は毎年出題される。
知っている用語、過去に出題された用語が入っている選択肢が正解である可能性は限りなく高いので、今まで学習してきた知識と糧に類推によってアウトプットしていく。
13問ぐらい終わってほぼ半分ぐらいまで。
12:05
ついにくる。早期退室の嵐が吹き荒れる。
次々と退室していく。解答用紙を持って一番前の試験官の方に歩いていく。
かなり気になるし、集中力がそがれていく。
ここは周りからのプレッシャーに飲まれてはまずい。
多分みんなIT系かそもそも試験が得意か、はたまた最後の中小企業経営・中小企業政策の暗記に時間を当てたたいだけなのだ。
周囲を気にせずオタクなITの如く、今目の前にある試験問題に集中する。
12:10
後半の問題は知識プラスとこれまで培ってきた日本語読解力、アウトプット力で初見の問題の選択肢を絞り込んでいく。ペースを乱されながらもようやく1通り問題を解き終える。マークシートを塗りつぶしてから、見直しの時間に入る。
各問題に書いてきた難易度A~Cのランク付けを元に全体を振り返る。
1問4点の配点は高い。1問取れたか取れないかで点数がだいぶ違う。
この科目も解答を変えてしまったことで間違った場合には、4点失点と大きな差が出てきてしまう。
解答を変えた時と変えなかった時の正答率を過去の模試などから統計値をとっておくと自分の性質が良く分かる。
当然ではあるがだいたい5割程度で正答し、5割程度で不正確になり正答を逃してしまうことになる。ここは性格の部分も大きいが敢えて見直しをせずファーストインプレッションを大事にするという方法もあり、見直しをせずに退出して、次の中小企業経営・中小企業政策の暗記の時間にあてる。
ただ1問4点は大きいので最後まで与えられた60分間を真摯に使い切ろう。
残りの時間で繰り返し問題と解答を見ていく。
変えたくなる問題がいくつかある。変える場合には腹をくくって、判断するしかない。
当然暗記した用語の意味や、根拠を思い出して。その曖昧な記憶が確かであればこんなに悩むことはない。仮に変えて間違えてしまった場合でもそれが自分の実力。
12:30
「終了です」
試験終了の合図とともに6科目目が終了した。
次の科目で最後。いよいよ終わりが見えてきた。
初学者へのアドバイス
さらに今年は初学者の勉強経過を見てきましたので、ここで各科目の状況とアドバイスです。
まず経営情報システムの過去7年間の科目合格率は、令和2年度28.7%、令和元年度26.6%、平成30年度22.9%、平成29年度26.6%、平成28年度8.5%、平成27年度6.4%、平成26年度15.0%となっており、平成26年度から平成28年度は難化していたが、平成29年から令和2年度までは合格率が25%前後と常に易し目の科目となっています。
ここは60点以上をとって得点の積み上げをしたいところです。
初学者の過去問の結果。
令和2年度60点、令和元年度60点、平成30年度64点、平成29年度56点、平成28年度52点。
60点以上の高得点は取れなかったがなんとか合格ラインは毎回辿り着いていた。
最後の追い込みで用語を思い出して、目標点数は60点はを死守したい!
本日のまとめ
- 来週月曜からの仕事のことは今日からは一端忘れて、全てを試験にかけていく。
- 統計解析が2問出題されると難易度は高くなり、2題落とすと8間しか違えることが出来ない。
- IT用語に敏感なことが診断士として求められているスキル。
- IT人材じゃなくても60点を死守して今年の試験で決める。
- 今、目の前にある試験問題に集中する。
- 初学者は60点を死守したい!
ついに6科目が終了。
怒涛の7科目、明日は最後の7科目に続きます。
カウントダウン
中小企業診断士1次試験まで3日
中小企業診断士2次試験まで81日
【緊急告知】
8月23日何かが起こります!
初学者の解答速報会!客寄せパンダにならないように全力を尽くすしかないです。
果たして通常800時間ぐらいの勉強時間を費やしている受験達より、全然勉強時間が少ない初学者は1次試験の合格に辿り着くことができるのか、乞うご期待です。
1次試験合格後は無料のプレゼントがあります。
僕が運営する診断士ライフコミュニティでは、中小企業診断士2次試験になかなか合格出来ない人達のために勉強会を開催しています。
1次試験が終了後に参加をご希望の方にはご相談を承ります。
このブログへの問い合わせ等、双方向のコミュニケーションがないことに持続的な競争優位性の獲得はありえないと気付いてます。
参加者のメンバーには100%合格していただきたいという強い思いがあり、勉強の進捗管理から個別相談までしております。
そして、受験生支援以外では、インタビュー動画をYouTubeチャンネルで投稿しております。
インタビューをさせて頂ける方を募集しておりますので、よろしくお願いします。
第20回勉強会 1次試験合格慰労会兼、2次試験最終合格決起会
日時:8月29日(日)AM9:00~
古い過去問による新作問題想定
平成23年度、平成24年度 事例Ⅰ
まずは軽めのウォーミングアップです。
高評価&チャンネル登録お願いします!!
チャンネル登録者1,000人までようやく3分の1となりました。
老若男女が見てくれればもう少し増えるのですが。
30代以下、60代以上、女性の方もご視聴ください!
☆火曜、金曜、土曜、そして、勉強会後の夜にYoutubeは投稿してます。
1次試験直前なので調整。
NEW
【映像制作と中小企業診断士①】独立診断士の実感値!映像制作から中小企業診断士診断士に! - YouTube
【映像制作と中小企業診断士②】1次試験対策でゼロからやるべきこと!楽しんで勉強する! - YouTube
【映像制作と中小企業診断士③】1次試験で捨て科目は厳禁!7科目全て60点以上を目指す! - YouTube
※④は1次試験直前のため、1次試験後に投稿します。
1次試験直前動画
令和3年度中小企業診断士1次試験会場東京会場ツアー!会場までの下見してきました! - YouTube
【中小企業診断士試験勉強会19】1次試験まで残り2週間!2次試験まで残り3ヶ月!1次合格者が有利で、2次専念組は後はないです! - YouTube
出演者別人気動画10選!
各出演者ごとに一番人気のあるコンテンツを掲載してます!
【ネタバレ注意】【東南アジア在住の診断士④】2次試験4回目で気づいた勉強法 - YouTube
【地域活性化 診断士②】中小企業診断士1次試験520点の勉強法! - YouTube
【執筆の夢を叶える診断士②】中小企業診断士試験1次試験、短期合格の秘訣!教材はスタディング! - YouTube
【製造業を愛する診断士②】1次試験はとにかく過去問を極めること!過去問を一途にマスター! - YouTube
【早期退職の独立診断士②】1次試験毎年合格の極意!保険受験はマストです! - YouTube
【経営コンサルタント養成チャンネルとコラボ②】68日間の勉強で1次試験合格って本当ですか?その理由を全部伺いました - YouTube
【スピリチュアルな診断士①】何で合格後に、YouTubeチャンネルだったのですか?? - YouTube
【独立診断士インタビュー①】合格後1年間の活動 〜手数多いです〜 - YouTube
【ファンド出身の独立診断士②】○○ながら勉強で合格!スタディング教えてくれ! - YouTube
【IT&バックオフィスの診断士①】資格取得は意味ない?中小企業診断士取得により、見える世界が広がれば、選択肢が広がるんです。 - YouTube
いいね!とクリックよろしくお願いいたします。