令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑳～3年目受験生へのフィードバック事例Ⅱ

おはようございます。

中小企業診断士育成プロデューサーのシンです。

皆さんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。

本日は「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑳～3年目受験生へのフィードバック事例Ⅱ」です。

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3年目受験生へのフィードバック事例Ⅱ
事例Ⅱの相場観予想
今後のイベント

まずは、令和5年度中小企業診断士2次試験の過去記事から。

「令和5年度中小企業診断士2次試験決戦と再現答案採点サービス受付開始」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点０」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点①~事例Ⅰの初見」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点➁~事例Ⅱの初見」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点③~事例Ⅲの初見」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点④~事例Ⅳの初見」

「令和5年度中小企業診断士試験合格予定者のための最速実務セミナー告知➀」

「令和5年度中小企業診断士試験合格予定者のための最速実務セミナー告知②～合否の両面」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑤～大手予備校と比較されるジレンマ」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑥～再現答案募集の〆切と新たなワンストップサービス」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑦～DMの中身を公開！」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑧～無料と無情」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑨～再現答案サービスの〆切と緊急告知」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑩～答案提出期限と採点のスケジュール」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑪～簡易採点スタート事例Ⅳ」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑫～簡易採点スタート事例Ⅰ」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑬～簡易採点スタート事例Ⅱ」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑭～簡易採点スタート事例Ⅲ」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑮～再現答案の採点と令和5年度試験の書籍化」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑯～2次詳細採点の終了と平均点」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑰～採点の達人と合格のパターン」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑱～採点の終了と解答解説集、今年最後のYouTube投稿」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点⑲～3年目受験生へのフィードバック事例Ⅰ」

www.shindanshi-shinblog.com

今回も令和5年度中小企業診断士2次試験後の合格発表までについてです。

3年目受験生へのフィードバック事例Ⅱ

事例Ⅰのフィードバックに続いて、事例Ⅱに入ります。

たしか3年目受験生から聞いた話によると、既にこの時点で今年は厳しいといったコメントがSNS投稿いや、LINEでありました。

事例Ⅰでイマイチという印象だと、メンタル面への影響があります。

特に今年の事例Ⅱは差がついていると感じていました。

事例Ⅱ

第1問

　B社の現状について、3C（Customer：顧客、Competitor：競合、Company：自社）分析の観点から150字以内で述べよ。

3年目受験生の解答

顧客は、少年野球チームや個別に買い物に来る顧客、公立小中学校である。競合はサッカー等の用品専門店や大型スポーツ用品量販店である。自社は有名スポーツブランド用品の取り揃え、ユニフォーム加工技術、オリジナル用品へと対応力、用品提案力をもつが、他社に比べ品揃えが弱い。

19点

→なかなか上手く対応できています。この設問はイージーだったのかもしません。やはり、3年目ともなると基本的なパターンについては、訓練をしてきたことが発揮できるのだと感じます。である。の部分が字数がもったいないです。

第2問

　低学年から野球を始めた子どもは、成長やより良い用品への願望によって、ユニフォーム、バット、グラブ、スパイクといった野球用品を何度か買い替えることになるため、金銭的負担を減らしたいという保護者のニーズが存在する。
B社は、こうしたニーズにどのような販売方法で対応すべきか、プライシングの新しい流れを考慮して、100字以内で助言せよ（ただし、割賦販売による取得は除く）。

3年目受験生の解答

保護者の金銭負担を減らしたいニーズに対応し、①他の習い事用品の販売業者と連携してセット販売を行い、価格を下げる。②期間と料金を予め定めた販売契約を結び成長により取り替えを可能とし、買い替え数を減らす。

7点

→サブスクリプション型はどこへ？このキーワードを入れてもよいのかどうか、はたまた全く見当もつかなかったという感じではありますが、期間と料金を予め定めた販売契約、これがその意味だとも捉えることができます。ですが、買い替え数を減らすことが収益に繋がるとは言えませんよね。内容面でもっと失点している可能性もあります。

第3問

　女子の軟式野球チームはメンバーの獲得に苦しんでいる。B社はメンバーの増員のために協力することになった。そのためにB社が取るべきプロモーションやイベントについて、100字以内で助言せよ。

3年目受験生の解答

①少年野球チームと連携した女子のための軟式野球イベントの開催②学校と連携し女子の軟式野球チームの活動をDMで宣伝する。③SNSを用いた募集活動により、用品提案力を訴求しメンバー獲得に繋げる。

15点

→論点が正しいです。イベント、連携、DM、SNS、用品提案と施策は多面的なおかしなものが混在していることもないので、それなりに得点が入っていると予測。

第4問

　B社社長は、長期的な売上げを高めるために、ホームページ、SNS、スマートフォンアプリの開発などによるオンライン・コミュニケーションを活用し、関係性の強化を図ろうと考えている。誰にどのような対応をとるべきか、150字以内で助言せよ。

3年目受験生の解答

少年野球チームや保護者を対象に、①スマートフォンにより子どもの特性等に応じた商品カスタマイズの提案②チームのデータ管理をもとにして用品の提案を行う事。③双方向コミュニケーションによりメンバーや保護者のニーズを把握し商品提案を行うこと、により関係性を強化しリピーターを獲得する。

13点

→ホームページとアプリ開発漏れ。内容は濃くはないがそこそことなるが、第2問から第4問にかけて重要な内容が漏れています。