令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点②~事例Ⅱの初見

おはようございます。

中小企業診断士育成プロデューサーのシンです。

皆さんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。

本日は「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点➁~事例Ⅱの初見」です。

壱市コンサルティング（イチイチコンサル）ホームページ

壱市コンサルティング

SLC中小企業診断士講座のホームページ

SLC中小企業診断士講座

公式LINE：slc中小企業診断士講座

令和5年度中小企業診断士2次試験事例Ⅱの初見
今後のイベント

まずは、令和5年度中小企業診断士2次試験の過去記事から。

「令和5年度中小企業診断士2次試験決戦と再現答案採点サービス受付開始」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点０」

「令和5年度中小企業診断士2次試験の検証と採点①~事例Ⅰの初見」

www.shindanshi-shinblog.com

今回も令和5年度中小企業診断士2次試験後の合格発表までについてです。

令和5年度中小企業診断士2次試験事例Ⅱの初見

本日は2つ目の事例Ⅱの初見です。

事例Ⅰに引き続き、与件文が多くてパ二ックになる設計となった事例Ⅱです。

既に事例Ⅰでこのパターンでやらかした受験生達は、事例Ⅱでもまたダブルパンチを食らい、意気消沈しノックアウトしてしまった人もいることではないでしょうか。

事例Ⅱは、直前のYouTubeでもお話しましたが与件編集と構文と効果です。

その法則をあざ笑うがごとく、与件が編集しにくいように、ボリュームを増やし、かつホームページ、SNS、スマートフォンアプリといったデジタル系も設問も3つの要素も解答させる制約となったりと、どこに加点がされるのかの、逆字引きの与件最速編集ゲーム大会となっています。

全部で22段落もありどの段落の要素を活用するかによって、解答が割れることは必須です。80分間では処理できない世界がこの2次試験の大定番になっています。

難化が的中する中で、救いだったのは設問が4問ということです。

３C分析はそのまま、問われ方が複雑な問題ではなく、設問文も物量の盛り込みで勝負してきた感覚です。

17段落以降の長男への事業承継の部分は、どこか令和元年度の事例ⅢのC社社長の方針の4つを思い出すかのようなオマージュをここでもいれてきており、この17段落以降が難化の要因だと思っています。

かつ、14～16段落と18、19、20、21段落のそれぞれが課題となり、1つの段落に2つの段落が対応してぐちゃぐちゃになり、混乱を想起する設計になっていますね。

このあたりはマニアックな作問ノウハウになります。

80間で解いた初見

多面的にどれだけ解答できたかの勝負だと思います。第2問サブスクだけだと不足しており、2つ必要。サブスクはNGワードとしており、固定料金型サービスと僕は言い換えました。最後の第4問は多面的に切り口があると高得点でしょう。文章量が多いと思った場合は速読と逆読みが効果あり。入り込まない人、思考力が求められています。

4Pの中で価格Priceに基づく問題が出題されました。

「サブスク」を書いたことで過去に減点になった人が複数いることを、直前の記事で書いています。

そのNGワードがまさかの的中になるとは、誰が思っていたことでしょうか？

実はこういった予想については、僕は実はその法則を知っているというか全方位型で示しています。

令和3年度企業経営理論の第32問（設問1）

なんと、サブスクリプション・サービスの問題です。

記憶に新しい人も多いのではないでしょうか。