おはようございます。
中小企業診断士のシンです。
皆さんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。
本日は「実務補習 体験記③公開したことを後悔しても元には戻らない」です。
まずは過去記事からです。
「実務補習 体験記①自分で選んだ道 リーダーには立候補すべき」
「実務補習 体験記②あの頃の気持ちを思い返えして、使えない診断士にはならない。」
顔だし大丈夫?
今日はふと我に返りました。
SNSの危険性。
顔出しや個人情報出し。
そのきっかけに成り得るのは、合格者インタビューです。
フルネーム本名。合格したことを大衆に公開することで、自己顕示欲は満たされるとは思いますが、世の中に1度情報が出てしまうともう消し去ることは出来ないです。
写真や動画をコピーされて転用されることもある。
悪用される可能性もある。
とはいえ、昨今のSNS、YouTubeやTikTokを見ていると、特にTikTokは高校生とか学生が顔出しのネタ出しでオープン。
チャンネル登録してるから気づきましたが、合格者1名ごとに大量に動画がアップされてます。
そんなことも自分自身に置き換えると、このブログやYouTubeもどうかと思った次第ではありました。
「KEC中小企業診断士講座 2020年度合格体験インタビュー〇〇さん」
合格者計7名の方が実名で動画がアップされてました。
2日目から3日目までのインターバル
実務補習は2日目が終了してから約1週間インターバルがあります。
この1週間の間で各役割とされている部分を出来るだけ文章としてまとめていく作業になります。
図書館で業種別審査辞典の該当する業界のページを印刷したり、参考書籍を読み漁ったりして、情報を収集する。
業種別審査辞典 士業
1冊20,000円(税別)
2月の場合には今年も2月11日の建国記念日もあり、結構時間があると思います。
ただ、平日を有給して休でんいるんで、本業の業務の負荷、しわ寄せが回ってきて、なかなか時間がつくれないし、思うように進まなかったことを思い出します。
受験勉強の時はこういったいわゆる、資料作りがメインではなかったです。
診断士って、コンサルタントって、資料作りがメイン?ってこの時に遅ればせながら、初めて気づきます。
勉強は試験問題を解いて正解しているかどうかですが、資料作りは、作った内容が、見たり、読んだり、眺めたりして興味が持てて、内容が入ってこないと意味がない。
相手、顧客目線での資料作りが重要なんですよね。
分かってはいるものの、なかなか進まず、思考錯誤。
日ごろからご仕事として、プレゼン資料や書籍を作っている方であれば違ったのでしょうが。
そして、リーダーなので皆の意見をまとめて企業様へ追加質問を投げかける。
皆の進捗も気にしながら音頭を取っていく必要もあります。
1年前の当時はまだZoomのWeb会議は主流ではなかったです。
途中でZoomで進捗確認はありませんでした。
結局全然不十分なまま3日目を迎えることになりました。
加えてこの時期は試験勉強から解放されて、他のことに気を取られて行った状況ではありました。解放感から読みたい書籍を読んだり、興味の幅が広がり、YouTube動画にはまっていったり。
今でも同じですが、毎日限られた時間しかないのだから、何に時間を投下するかのバランス、計画と実行がものすごく重要ですね。
皆でより良いものを作ろうとする3日目
1週間ぶりに同じ班のメンバーと会うことになります。
指導員の先生から、目標設定の再確認がありました。
チームとして1つのものを作り上げるというのがこの実務補習のミッション。
皆が知恵を出し合って、よりよい提案をする。
スケジュールの確認。3日目からは連続で3日間過ごすことになります。
逆算すると、5日目の午前中に報告書の提出と午後は企業様への報告会と打ち上げ、4日目には報告書がある程度出来上がり、発表のリハーサル、3日目はこのインターバルの期間で各自してきたことの全体共有と全体を通じて一貫性を持たせる調整、足りない部分の資料を作成。
結局残り2日間で報告書を作り上げていかないといけないです。
この短期間でまとめあげないといけないのが実務補習の醍醐味だと思います。
各自出来上がっていたボリューム感や質は違えど皆慣れないながらも、素人ではありながらも形にしていこうという気持ちを感じる内容。
皆で話し合い、案を出していきます。
各自の担当する 全体戦略、営業戦略、生産戦略、人事戦略、財務戦略、IT戦略その他と各自の部分で整合を取っていく。
各パートごとを掘り下げて見ていき、意見を出しあう。
経営理念、経営の目標、コンセプトを明確にする。
午前中はあっという間に終わり、ここからは昼飯を悠長に食べるわけでもなく、弁当を駆け込み、午後は資料作りをしていく。
指導員の先生から、診断士としてのふるまい、診断士という立ち位置を教えてもらう。
診断のプロセスの振り返り
事前調査の方法。
信頼と素直さが大事であること。
専門性では経営者には勝てない。
質問の仕方。
経営者が行動に移してもらえるようなプレゼン資料。
姿勢、相手に対して心から関心をもつ。
頭をフル回転させて考え抜く。
ストーリー性、伴奏型であること。
参考図書もいくつか教えてもらいました。
この時教えて頂いた書籍をその後いくつか読んでます。
ストーリーとしての競争戦略
人を動かす
謙虚なコンサルティング
イノベーションジレンマ
イノベーションのジレンマ 増補改訂版 Harvard business school press
- 作者:Clayton M. Christensen
- 発売日: 2012/09/01
- メディア: Kindle版
追加で話題のSDGsの書籍も読むことに。
SDGs入門
毎回飲みに行き親睦は深まる
既に毎回飲みに行くのが当たり前の状況になってきてました。
飲んでしまえば資料作成は進みません。
しかしながら、やはり親睦に重きを置くのもこの実務補習の醍醐味。
当時はみなで飲みにいくことの自粛されていませんでしたので、はばかることなく、3日目も早々飲みにいくことに。
この時だんだんキャラクターが見えてきて人となりが分かってきます。
やっぱり大事なのは人間関係。
このメンバーでよかったと思えるような優秀の美を飾りたいと強く思うようになる。
とはいえ、5日間コースはのこり2日間。
この短期間で仲良くなり、残り2日間でこの関係性、チームは解散という寂しさも徐々に感じてきます。
時間を止まれとまでは思わなくても、のこり2日間後悔の無いように、限られた時間で全力でやる切るしかない。
この日は1件目は既に毎回行くことになっていた、焼鳥系の店、そして、2件目は汚くて安い店。
飲食店ってドラマがありますね。この時に行ったその場面がそのまま思い出に変わる。
既に2軒も行ってしまったので帰ってきて、即寝て、次の日を迎える。
やはり、高揚感しか感じませんでした。
この企画は続きます。4日目以降は次回です。
✖実務補修 〇実務補習
変換ミスに注意です。
これ何度も間違える。
本日のまとめ
最後に本日のまとめとなります。
今回は「実務補習 体験記③公開したことを後悔しても元には戻らない」でした。
-
顔出しや個人情報出し。世の中に1度情報が出てしまうともう消し去ることは出来ない。
- 診断士って、コンサルタントって、資料作りがメイン?
-
短期間でまとめあげないといけないのが実務補習の醍醐味。
- 親睦に重きを置くのも実務補習の醍醐味。
第1回オンライン懇親会
日時:2月3日(水)PM9:00~
勉強会メンバーと交流されたい方はお問い合わせください。
第4回の勉強会
日時:2月14日(日)AM9:00~
課題:平成30年度試験問題、令和2年度令和元年度試験問題の内から各自セレクト
場所:池袋西口某所
緊急事態宣言下の中、公共機関を利用して行います。
オンラインとオフライン両方で実施。
ご興味のあるかたはお問い合わせください。
shinblog革新と核心
一番価値のある話は ブログでは公開できない。
情報教材張りの有益な情報が勉強会にはあります。
受験勉強・診断士の裏側をお話しします。
※2月末までの期間限定で参加費を無料とします。
限定無料期間:2021年2月28日まで
いいね!とクリックよろしくお願いいたします。