おはようございます。
中小企業診断士勉強会プロデューサーのシンです。
皆さんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。
本日は「実務補習 体験記④追い込まれた時に人間の本性が出てしまう」です。
まずは過去記事からです。
「実務補習 体験記①自分で選んだ道 リーダーには立候補すべき」
「実務補習 体験記②あの頃の気持ちを思い返えして、使えない診断士にはならない。」
「実務補習 体験記③公開したことを後悔しても元には戻らない」
今を楽しむ
本日は2月11日(祝日)建国記念の日。
ただいま実務補習真っ最中の人達にとってはちょうど先週末から1週間のインターバルでつかの間の休息です。
溜まってしまった業務に追われて時間がつくれなく、資料作成が進んでいない。
この祝日を活用して資料作りを進めたいと思っていると思います。
1年前を思い返すと僕はこのとき資料をづくりに励む一方で、どこかしら危機感を抱くようになってきました。
12月合格、1月はその余韻で希望と期待しかない。
今冷静に思い返すと、あの時は何もわかっていなかった。
今全てを知ったということではなく、徐々に気づいて、現実を知っていくこととなった。
浮かれた気持ちはコロナの影響ではなく、この実務補習の終焉とともに現実に戻されるシンデレラ。12時にならないでほしいと思うようななぜかおっさんの集まりでも、ときめきを感じた貴重な体験。
ただ目の前にあることに全力を尽くすことに価値があることは間違えないです。
今たまたま同じチームになったメンバーと最高の時間を作れるかどうかは、その熱量と本気度次第です。
仕事ができる人から影響を受ける
2日目から3日目までのインターバルから3日目まで進みました。
3日目でも親睦があり、とうとう4日目のラストスパート。
この4日目は提案資料を完成させないといけない日です。
午前中は引き続き資料を作成して、午後には全体を仮でまとめて最後報告会のリハーサルをする予定。
方向性は固めつつも、既定のページ数を考慮しなければならず、みなでボリュームを増やす作業にとりかかります。
定められた形式に合わせて整えていくことが求められています。
既にこの実務補習という短い期間でのやりとりの中で、得られものや気づきは多くありました。
普段の業務においては出会わない業界の人々と一緒に仕事を行うことで、個人のスキルレベルが見える化されてきます。
みな違う業界だから考えも微妙に違っていて、吸収うべき部分は多くあります。
特に分かりやすいのは、論理的思考やアイデアでも、発言力でもなく、資料作成能力と、ITのスキルレベル。ITといってもPCのスキルレベルです。
限られた時間の中で成果物を作らないといけない状況下で、仕事ができるかできないかの差が明確に分かってきます。
受験勉強ばっかりしていた自分に反省をしつつも、この実務補習が終わったら、スキルアップしてやらなければならないことの多さ、危機感を実感することになりました。
ギリギリでリハーサル
午前から資料作成をして、お昼休憩はこの日も近くの弁当屋。僕はいつもの唐揚げ弁当でした。特別な日だから食べたものまで覚えているということもありますが、この実務補習の場所は住まいから近所であり、この思い出の弁当屋は今でも定期的に利用している店です。コロナ禍で飲食業界が厳しい中、僕は好きであの時のノスタルジックな味を楽しんでます。
引き続きPMも資料作りで、当初14時を目途にリハーサルをする予定が、時間が足りず延び延びになってきました。
全体の進捗を確認しながら、あともう少しだけ時間がいると皆の総意でした。
16時のデッドラインでリハーサルをします。
自分が作成したパートを説明する段取りになります。
ある意味この時が指導員の先生からの最後の教え。
どのようにプレゼンをしたら、診断先の社長に響くのか。
わざわざいただいた時間の中で、飽きられず話をきいてもらい、できれば対話も交えて、コミュニケーションとして満足してもらいたい。
正直その時思いついた施策には、特別なアイデアや差別化できているような革新的な内容にはなっていないことは皆分かっていました。
短期間で練り上げて作り上げた今最大限にできるご提案。
診断先企業が分かってから約3週間程度の期間で、知らない業界のことを一生懸命に調べて、自分の知見の中や調べないと分からないことを調べて、提案書にまとめ上げていく。
プレゼンテーションには当たり前でマナーや態度が重要になります。
傾聴力も大事で、その他リアクションや発言、そして熱意や情熱が最も心を打つ源泉です。
社長がプレゼンにどれだけ興味をもってもらえているのか。
態度をみて、話す目線に気を付けながら進めていく。
重要な箇所には抑揚や協調をして分かりやすく話す。
営業マンであればお茶の子さいさいですが、改めてこの稀有な経験に感謝とやり切るという集中力をもっていく。
この場面事前に噂では聞いていたのがいわゆる、ちゃぶ台返し。
ここまで一生懸命、皆で時間を使って創り上げてきた資料を担当する指導員の先生がひっくり返してやり直させることです。
既に18時近くなり、業務時間外。当然ながら会社のような保証された残業があるわけではなく、出来るまで永遠に作り上げるしかない。
安堵感があったのは、この一番危惧していたちゃぶ台返しがなかったことでした。
ところどころおかしな点や付け加える場所を確認して、プレゼンテーションとしてどのようにまとめ上げるかに注力していく。
終わりが見えてきました。
最後の仕上げはファミレスで
最後皆で集中して最後まで作り上げたい。
その日指導員の先生が実費負担で借りていた事務所の営業時間が20時まででした。このあと延長はどうするのか。
近くのファミレスで延長線。
今年はこの延長戦を飲食店で行うことが厳しい可能性が高いですね。
緊急事態宣言で飲食店の営業時間が早まってます。
ファミレスに入店して、絶対に翌日にならないように皆で協力して進めていきます。
wi-fi環境が悪く上手くデータが保存されていないというやらかしをしていまいます。
焦るとミスが起きやすい。
あと少しで終わるというはやる気持ちからミスをしやすくなります。
そして、焦る中悪い癖で何もしていない人に多少当たってしまったりもします。
自分がまとめ役としてやないといけないのに、目の前で何もしていないメンバーにうまくサポートして頂くことが出来ませんでした。
焦って、いら立って、本心をだしてします。
お腹が空いてきて、ファミレスのピザとポテト食べました。
最後に指導員の先生に送信して見て頂き、OKがでれば資料作成が終了。
そして、23時代にようやく終了。
お疲れ様でした。
予想していた以上にバタバタでした。
何とは最後の1日でまとめ上げような状態。
このとき、自分の資料作成を含めたPC操作のスキルレベルの低さを嘆きました。
課題が残る日でした。
最後1杯だけと近くの居酒屋で駆けつけ2杯飲んで終電間際で解散。
僕は徒歩で帰路につく。
疲労感より、達成感と高揚感。
この瞬間は今しかなく、泣いても笑ってもあと1日しかない。
最後はどんなフィナーレを迎えるのか。
中小企業診断士試験に合格して、初めての仕事のような経験はこの実務補習。
いよいよ次回は5日目のフィナーレです。
✖実務補修 〇実務補習
変換ミス。
本日のまとめ
最後に本日のまとめとなります。
今回は「実務補習 体験記④追い込まれた時に人間の本性が出てしまう」でした。
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ただ目の前にあることに全力を尽くすことに価値があることは間違えない。
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同じチームになったメンバーと最高の時間を作れるかどうかは、その熱量と本気度次第。
- 実務補習が終わったら後にやらなければならないことの多さ、危機感を実感することになった。
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疲労感より、達成感と高揚感。この瞬間はその時しかない。
第4回の勉強会
日時:2月14日(日)AM9:00~
課題:平成30年度試験問題、令和2年度令和元年度試験問題の内から各自セレクト
場所:池袋西口某所
緊急事態宣言下の中、公共機関を利用して行います。
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日時:2月17日(水)夜
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