令和４年度中小企業診断士２次試験再現答案採点事例Ⅲ

おはようございます。

中小企業診断士育成プロデューサーのシンです。

皆さんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。

本日は「令和４年度中小企業診断士２次試験再現答案採点事例Ⅲ」です。

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令和４年度再現答案採点事例Ⅲ
事例Ⅲは意味が通るかどうか
今後のイベント

まずは直近の令和４年度再現答案関連の過去記事から。

「中小企業診断士２次試験の再現答案と採点基準」

「令和４年度中小企業診断士２次試験再現答案採点速報事例Ⅰ」

「令和４年度中小企業診断士２次試験再現答案採点速報事例Ⅱ」

「令和４年度中小企業診断士２次試験再現答案採点速報事例Ⅲ」

「令和４年度中小企業診断士２次試験再現答案採点速報事例Ⅳ」

「令和４年度中小企業診断士２次試験再現答案採点速報会の結果報告」

「〆切間近！再現答案無料採点サービスと今後の展望」

「なぜ再現答案採点サービスは無料なのか？？」

「令和４年度再現答案採点サービスの返却前イベントと返却について」

「令和４年度中小企業診断士２次試験再現答案採点事例Ⅰ」

「令和４年度中小企業診断士２次試験再現答案採点事例Ⅱ」

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今回も引き続き、返却間際ということで各事例について、状況報告します。

令和４年度再現答案採点事例Ⅲ

今回は事例Ⅲについての進捗状況です。

まず、全体の平均点は約61点となりました。

事例Ⅱに続き高めの平均となってしまったので、若干調整をしました。

この調整の根拠としては、6割が合格答案であることを想定した調整としているので、全体平均よりも高いレベルの答案の集合と想定して、平均点自体が60点の合格点付近に落ち着かせており、実際の得点との乖離幅を最小限にしています。

各問題についてみていきます。

5問構成で爆弾的な、何を応えていいのか意味不明な設問が無かった令和4年度の事例Ⅲにおいては、正直なところ解答の多数決でみなが書いている解答がそこそこで、題意を捉えているかが得点が入っているかのポイントとしました。

第1問は80字で20点のコスパがよい課題の設問、平均点は11.68点としてやや低めです。

第2問から第4問は120文字で20点とコスパが悪い問題が続きます。

第2問は12.36点、第3問は13.31点、第4問は13.15点と12～13点取れれば平均点の60点に届くような配点としました。

そして、最後の100字20点の第4問の平均点は10.57点と低くなりました。

100字の事例Ⅲの最後の戦略の問題は不慣れなようで、バラツキがあり、一番点数が付けにくい解答が多かったです。

最高点は74点、最低点で40点と事例ⅠとⅡに引き続き、超高得点も足切りもおりません。事例Ⅲはある程度平均点付近で落ち着く可能性を感じます。

事例Ⅲは意味が通るかどうか

問題数と字数が多く対応しにくいというのが事例Ⅲですが、再現答案を見る限りでは、時間切れ対策をしている受験生がおおかったことを感じます。

明日程度過去問のパターンから、解答にしれるべき文章を暗記して思っておき、パターンに当てはめたような解答が多いです。

正確に与件文を活用した解答を作成するとなると時間がかかりますが、自分の頭の中にある解答をいつも通りに書きなぐる解答の場合には、時間がかからなかったりもします。そんな、解答は採点する側としては、一目瞭然で、キーワードや解答の組み立て、表現のパターンをどれだけもっているかが大事な試験になっていることを感じます。

そして、実際の採点については、何書いてあるのか読める、ちょっと理解できることがポイントになっていると思います。

そう、書いた内容はいつものパターンですが、その意味が通るかどうかの順番までを考慮した、気持ちいい解答かどうかで合否を分けていると感じます。

次回は最後の事例Ⅳです。