４年目受験生上位１０％合格への最後の挑戦~12月の離反

2024年12月14日

記事
　先週は中小企業診断士二次試験の再現答案を参考にベスト回答はどれかを選んだ。ひとまずいいと思う回答を2つ選ぶのだが、事例Ⅳは選ぶ前に計算問題の解法がイマイチ理解できてない。第2問のセールスミックスの解法はイマイチ理解できてなかった。　　

　設問1は先週から何回もくどいほど言ってすみませんが、制約条件が二つあるから連立方程式でとくべきと思っていたが、実際は制約条件でも限界利益がX社向け製品のほうが高いから、X社向け製品に特化する選択が利益を最大化する、と考えるべきだった。設問2はこれまで一度も正しい解法は何か考察していなかった。

　このベスト回答を選択するにあたりどうすればよかったか考えた。他の回答とか予備校回答を見ると、設問1の設問条件を使って回答しているようだ。別に設問1の設問条件を使うこととか示されてないのになぜ設問1の条件を設問2に使うのか腑に落ちないなあ。その辺は敢えて示さずに難しくしてるんだろうな。今考えると、第2問セールスミックスの問題の題意に関しては、設問2は設問1と連動していて設問1が正解できてることが前提だと思った。設問1では作業時間や機会運転時間あたりの限界利益の高いX社向けの商品のほうを目一杯作りY社向け商品はついでに余力でつくるロジックになるが、そこをなんとかY社向け商品もさらに2400袋以上作れるようなロジックとするにはどういう条件設定にするか、といった題意なのかな。俺は本番試験中設問1でこけて、Y社向けは2560個作る回答にしたから題意からずれている。
　事例Iや事例II、事例Ⅲもいろいろ回答みたがやはり与件文にそった回答は1番ベストかなと思う。できてない俺が言うのもどうかと思うが、与件文の言葉を使った回答は説得力も高いだろう。そうした作業を終えて、日曜日の夜は味噌鍋を食べてみた。日曜日の夜は鍋料理を食べようという習慣にしてるが、前日土曜日はたまたま飲み会で醤油ベースの鍋を食べたから、味噌鍋にしてみよーかということだ。実は味噌鍋は食べたことがなかった。いざ作ってみたら結構とろみがついたスープとなった。豆腐、豚肉、白菜で食べたがまあ美味しい。かなり寒くなってきた今日この頃、風呂につかるのと、鍋を食うのは欠かせないなあ。

・・・。

診断士達との忘年会の話はいずこへ？？

これも嫌なものから目を背けるということか。

12月の離反

今回のテーマは離反です。

既に可能性が無いと思っていて、これまでかけてきたサンクコストを回収できないといった人達は、きりの良いところで離反することを検討していきます。

中小企業診断士については、年に1回の試験であり、1次試験を毎年合格できていない受験生達にとっては、2次試験の権利を2回失った4年目ぐらいで離反している人が多いと思います。

補助金バブルが終焉した令和6年、もしかすると中小企業診断士の資格を取得しても意味がないという風評被害も一般化して、令和7年度試験においては、受験生が激減するだなんて可能性もゼロではないです。

最近、こういった4年目でも合格出来ない受験生達の末路をどうしているのかを知る機会が増えています。

本筋としては、お金で買う、養成課程に進むことを決断をするパターンと、完全離反という2つになると思います。

養成課程に進む場合には1年もしくは2年間の長期間に渡り、学生の様に通学が義務とされ時間的な制約が大きく、費用についても数百万円と負担が多い状況になります。

僕個人としては、否定も肯定もしていませんが、プロとして集客、直契約を締結する上で資格は必須だと思っているので、高単価な受注を獲得したいのであれば、先行投資はマストだと思います。

そして、離反している人達がどのようなことになっているのかを見ていく、もしくは想定すると、やはり同じ様に課金、実務的な講座ビジネスに課金をしているのではないかと思います。

結局、資格試験予備校に課金するのが最も安くて、実務的な講座ビジネスが単価が高いといった構造になっており、いつまでも資格試験の勉強をしていても収益を生まないから、いっそのこと資格取得を飛び越えて、実務をしたり、実務の準備として、合格者達が受講している講座ビジネスを受講してしまった方が早いのではないかといった事業者的な発想になります。

最近思うことは、個人事業主でも開業する人たちのほとんどが、こういった実務的なものに課金をしてコンサルを受けてから、ビジネスをしており、まあその1つが中小企業診断士試験なのではないかと思っています。

今回は夢の無い様な話をしましたが、結局離反するという行動をとったとしても、どこにリソースを割くかということになり、やることは同じだということです。

改めて、なぜその資格を取得したいのか、その資格を取得するメリットは何か？もしその時間を他に使うのであれば、何に使うのか？試験から離反したとしても結局はよくわからない、老後・将来への不安や焦りといった根本的なものは解決できず、また同じフィールドに戻ってくることだと思います。

学ぶこと、学べることの有難みを感じつつも、多分資格を取得しても持続的に学び続けないといけないといった学ぶということの十字架を背負い、学ぶことから離反することは許されないものだと思います。

そこに、資格や講座・実務案件があるのでしょう。メリーゴーランドのように見える景色は変われどずっと同じところを回っていくのでしょうか。