４年目受験生上位１０％合格への最後の挑戦~11月の発見

2024年11月16日

記事
　予備校主催の診断士二次試験の解答解説会に行ってきた。休み時間に大の大人である受講生同士の試験についての会話が聞こえる。講師と雑談まじりで会話している。なんか、資格試験の予備校のイメージは、みんな黙々と勉強して他の人とあんまり交わらないだったから少しびっくりした。いや、予備校でも、若い学生くらいの年頃の人ならワイワイしゃべるが、30過ぎの社会人予備校生って、普通予備校で他の生徒と話すなんてないじゃないすか。それが、診断士講座では30過ぎ、いや40過ぎの人も仲良く他の人と話したりしてる。さすが診断士を目指してる人だけある。診断士試験対策は周りとの交流や情報交換が肝だと聞いていたし、みんな他の人と交流してるんだろうなと思った。受講が終わったら30から40代の男女も、試験が難しかった点など語り合っている。まさに大学、中学や高校んときの友達同士の絡みを思い出すなあ。あんときも、この問題できたかー、とか少し語り合ったことあるなあ。
　それで、受講してどうだったかというと、結論的に後悔や、勉強不足の思いが大きかった。事例1とか2は、与件文をヒントとし、活用した解答を書くような解説をしていた。試験中の俺は与件文を正しく読み取れなかったり読むのに時間がかかったりしていた。改めて読解力不足を痛感した。診断士試験勉強以前に長文を読む訓練が必要だと思った。事例3は与件活用もするが、運営管理で習った想定知識を活かせてない内容だった。でも試験中の俺は自分の中で、固まっている範囲の想定知識を強く書いて与件文の言葉を使わなかったりしていたと思う。また、与件文の趣旨に沿わない回答をしていたようだ。事例4は、とにかく問題処理能力不足かなあ。早く計算処理する基本的な力が備わってないから、極端な話暗算や電卓の速い処理の仕方とかを鍛えることかなあ。

独学の人がよくあることは、予備校にいっておけばという後悔です。

当たり前ですが、独学の人達よりも予備校に通学・利用している方がモチベーションやかける思いが強く、競争試験とは言え仲間意識が芽生えます。

4年目にして今まで避けてきた予備校の実態を感じることになったことでしょう。

11月の発見

今回のテーマは発見です。

中小企業診断士2次試験については、試験日から3週間が経過して、ようやく予備校の解答解説会、解答解説動画が全て出揃ったような状態となりました。

いくつの予備校の解答解説会に出かけた、視聴されましたでしょうか？

こういった、本試験の振り返りまでを行って、今年の資格試験がいったんの終了ということは予備校業界では常識なのですが、結果が出るまでただ、待っているとか、試験内容を全く見てない、分析していないといった人が多くいることも知っています。

結構合格者達と話すと、試験の結果は気になったが、攻略方法やどういった対策をすればよかったかとかの、試験対策の振り返りが出来ない人達が多いと感じます。

特に多年度してしまった場合には、やはり毎年受験していても、自分ができるようになっていく感覚がつかめずにまた同じ結果に陥ることが多いにあります。

そういったときに、活用できるのが、再現答案の採点のフィードバックを元にした振り返りですが、採点はあくまで第三者が恣意的かつ感覚的につけているものとなるので、客観性に欠けてしまう部分はあります。相対評価なので他の受験生達とのレベル感との比較となりますが、客観的ではない部分もあります。特に自分のことになると、これでよいのかどうかとか、得点が入っているのかとか、主観的になり、客観的な視点で見ることができなくなると、新たな発見ができなかったりもします。

ちょっと落ち着いたこの時期には、新たな発見をたくさん見つけていくと、今後の糧になると思います。