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中小企業診断士1次試験2日目科目の予測検証と考察

ハワイのビーチの砂の上書かれている日 2 - 2日目 ストックフォトと画像

おはようございます。

中小企業診断士勉強会プロデューサーのシンです。

皆さんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。

本日は「中小企業診断士1次試験2日目科目の予測検証と考察」です。

 

 

まずは「中小企業診断士1次試験1日目科目の予測検証と考察」から。

 

1次試験のまとめ記事

今回は前回に続いて中小企業1次試験の記事のまとめ、難易度予測と検証と未来予測で、2日目の3科目と全体を通じたまとめといたします。

ブログを始めたばかりの当初に書いていた1次試験の記事。

今振り返ると完成度が低かったですが、その中で読者にお伝えしたいエッセンスがありました。

手探りで始めたブログ記事。今思えば微妙な仕上がりとはいうものの、2020年の難易度予測を入れてました。

果たしてその結果はどーだったのかと、今年2021年の難易度予測も踏まえて改めてお伝えしていきます。

 

またいでよ、昨年の当初に書いた記事達!

2020年5月に難易度予測をしていた記事

「1次試験の全体戦略の見直しについて書いた記事」

1日目科目の予想の答え合わせは1勝3敗。

前年との傾向の違いを指摘すると勝てないパターン。

 

経営法務

2日目科目

E経営法務

令和元年度試験は基本的な論点が多く出題されて易化しました。

ただし、昨年度の問題であっても科目合格率が10.15%と依然として低く、基本的に難しい科目となりました。

以上から、令和2年度は昨年同様の難易度になる可能性が高いと予想します。

基本的な論点、知的財産法を中心に各論点を満遍なく確認。今年は民法改正などの改正論点が出題されるので数値など確実に抑える必要があります。

直近11年間の一次試験全体の合格率と経営法務の科目合格率の推移です。

  

令和2年度(2020年度)

一次試験全体:42.5%、経営法務:12.0%

令和元年度(2019年度)

一次試験全体:30.2%、経営法務:10.2%

平成30年度(2018年度)

一次試験全体:23.5%、経営法務:5.2% ※超低い 8点加点の得点調整

平成29年度(2017年度)

一次試験全体:21.7%、経営法務8.4% ※低い 1問没問有り

平成28年度(2016年度)

一次試験全体:17.7%、経営法務:6.3% ※超低い

平成27年度(2015年度)

一次試験全体:25.98%、経営法務:11.4%

平成26年度(2014年度)

一次試験全体:23.2%、経営法務:10.4%

平成25年度(2013年度)

一次試験全体:21.7%、経営法務:21.1% 高い

平成24年度(2012年度)

一次試験全体:23.5%、経営法務:18.1%

平成23年度(2011年度)

一次試験全体:16.4%、経営法務:23.3% 高い

平成22年度(2010年度)

一次試験全体:15.9%、経営法務:12.7%

 

結果として令和2年度は予想はほぼ的中しました。

特に改正民法をやっておけと未来を予測して完全的中。

どこかの予備校の様ですが、逆に対応しやすい年だったと思います。

毎年難しいながらも、没問や得点調整が入る問題ではなかった。

2勝3敗。

科目の難易度は、高い。

そして、令和3年度は、引き続き科目合格率10%前後の簡単ではないレベル感となることを予測します。

法務にやられてしまった受験生は、基本的な論点だけ抑えていればよいのではなく、きかれ方のバリエーションは変えてくるので過去問の超深掘りとやりこみと、暗記と横展開で法務博士になるまでとにかく負荷と時間をかけて、強いて言えば事例Ⅳの様にやり込めばギリギリ合格ラインにはなります。

しかしながら、7科目中間違いなく鬼門は法務なので、法務には気合いを入れて対策をした方がよいです。

 

経営情報システム

経営情報システム

直近の3年間は25%前後と安定して得点し易い科目に戻ってきております。

今年もこのままの前年同様の難易度であれば得点科目。

得意な方は高得点を狙うべし。IT関係の仕事をさせている方は強い。覚えれば得点になりますので、余力に応じて暗記あるのみです。

直近11年間の一次試験全体の合格率と経営情報システムの科目合格率の推移です。

 

令和2年度(2020年度)

一次試験全体:42.5%経営情報システム28.7% 高い

令和元年度(2019年度)

一次試験全体:30.2%経営情報システム26.6% 高い

平成30年度(2018年度)

一次試験全体:23.5%、経営情報システム22.9% 高い

平成29年度(2017年度)

一次試験全体:21.7%、経営情報システム26.6% 高い

平成28年度(2016年度)

一次試験全体:17.7%経営情報システム8.5% ※超低い

平成27年度(2015年度)

一次試験全体:25.98%、経営情報システム6.4% ※超低い

平成26年度(2014年度)

一次試験全体:23.2%、経営情報システム:15.0%

平成25年度(2013年度)

一次試験全体:21.7%、経営情報システム51.8 ※超高い

平成24年度(2012年度)

一次試験全体:23.5%、経営情報システム25.8% 高い

平成23年度(2011年度)

一次試験全体:16.4%経営情報システム36.1% 高い

平成22年度(2010年度)

一次試験全体:15.9%経営情報システム25.79% 高い

 

結果は、昨年同様の難易度になりました。

3勝3敗

難易度:低い。

科目合格率が28.7%となると簡単な科目となります。

そして、令和3年度も引き続き同じレベル感で得点し易い内容で出題されて、爆弾科目になることは想定しづらいと予測します。

 

中小企業経営・中小企業政策

G中小企業経営・中小企業政策

令和元年度は科目合格率5%代と難化しました。

ただし、例年は基本的に科目合格率が高く、比較的得点が取りやすい科目となっております。

以上から、令和2年度は例年通りの難易度になり、得点科目となる可能性が高いと予想しました。

直近11年間の一次試験全体の合格率と中小企業経営・中小企業施策の科目合格率の推移です。

 

令和2年度(2020年度)

一次試験全体:42.5%、中小企業経営・中小企業政策:16.2%

令和元年度(2019年度)

一次試験全体:30.2%、中小企業経営・中小企業政策:5.6% ※超低い

平成30年度(2018年度)

一次試験全体:23.5%、中小企業経営・中小企業政策:23.0%  高い

平成29年度(2017年度)

一次試験全体:21.7%、中小企業経営・中小企業政策:10.9%

平成28年度(2016年度)

一次試験全体:17.7%、中小企業経営・中小企業政策:12.5%

平成27年度(2015年度)

一次試験全体:25.98%、中小企業経営・中小企業政策:12.2%

平成26年度(2014年度)

一次試験全体:23.2%、中小企業経営・中小企業政策:31.1% 高い

平成25年度(2013年度)

一次試験全体:21.7%、中小企業経営・中小企業政策:16.9%

平成24年度(2012年度)

一次試験全体:23.5%、中小企業経営・中小企業政策:17.4%

平成23年度(2011年度)

一次試験全体:16.4%、中小企業経営・中小企業政策:5.1% ※超低い

平成22年度(2010年度)

一次試験全体:15.9%、中小企業経営・中小企業政策:24.20% 高い

 

結果は、またまた的中。

4勝3敗の勝ち越し。

難易度:低い。

そして、令和3年度は毎年の如く新規論点は増えるものの、得点が取りやすい科目になることを予測します。

 

総括

令和3年度の得点予測をしました。

お気づきの方もいるかもしれませんが、ほぼ全ての科目で現状維持の見解です。

昨年の予想で気づいたことは、ここ数年の傾向としては、問題レベルの平準化が行われており、極端に難しくせず、ある程度勉強をしていないと解けないようなレベル感で出題をされている気がします。

 

1次試験改革の2021年の試験において、極端に問題が難しくなることは考えずらいです。

よって、受験を悩んでいるレベル感の人達は無理してでも令和3年度

1次試験に臨んだ良いことは間違えないです。

結論、令和2年度と令和3年度の問題の難易度修正は難しく、昨年同様のレベル感で出題される可能性が高いです。

 最近の爆弾科目がなくなっている傾向から、ある程度昨年と同等レベルの問題が出題されて、やや難しい問題が出てきても、それなりに対応出来ればよいと考えます。 

 

本日のまとめ

本日のまとめの前に告知です。

僕が運営する診断士ライフコミュニティでは、中小企業診断士2次試験になかなか合格出来ない人達のために勉強会を開催しています。

 

参加者のメンバーには100%合格していただきたいという強い思いがあり、勉強の進捗管理から個別相談までしております。

 

そして、受験生支援以外では、インタビュー動画をYouTubeチャンネルで投稿しております。

インタビューをさせて頂ける方を募集しておりますので、よろしくお願いします。

 

今回は「中小企業診断士1次試験2日目科目の予測検証と考察」でした。

  • 経営法務の令和3年度は、引き続き科目合格率10%前後の簡単ではないレベル感となることを予測します。

  • 経営情報システムの令和3年度は、引き続き同じレベル感で得点し易い内容で出題されて、爆弾科目になることは想定しづらいと予測。
  • 中小企業経営・中小企業政策の令和3年度は、毎年のごとく新規論点は増えるものの、得点が取りやすい科目になることを予測。
  • 令和2年度と令和3年度の問題の難易度修正は難しく、昨年同様のレベル感で出題される可能性が高いです。

第8回勉強会 事例Ⅳ特集➀(CVP編)

日時:4月11日(日)AM9:00~

事前課題(任意):平成26年度・平成23年度過去問、CVPの問題、事例Ⅰ~Ⅲの振り返り

場所:池袋西口某所

公共機関を利用して行います。

 

現在受験生達の意見出しにより、5月以降の勉強会のカリキュラムを考案中。

 

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