おはようございます。
中小企業診断士勉強会プロデューサーのシンです。
皆さんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。
本日は「独立診断士インタビュー③ 事例Ⅰ衝撃の40回 非常識勉強法」です。
まずは独立診断士インタビューの記事から。
「独立診断士インタビュー① 重大発表「顔出しやめます」の逆張り戦略」
「独立診断士インタビュー② 多年度受験生の合格へのステップ」
独立診断士へのインタビュー動画
今回も引き続き2019年度同期合格の、独立診断士の古山先生にご協力を頂いた動画の内容です。
「初動から、鳴かず飛ばずの、初対談」字余り。
相変わらずの低視聴回数です。
ですが、今回はみなさんが気になっている事例Ⅰの対策について語っていただいてます。
ネタバレもブログでしちゃいます。
動画も声だけでもよいので聞き流してください。
苦節3年間の2次試験対策
受験を始められた経緯から、多年度になってしまったという話が前回までの内容で、今回はみなが気になる2次試験対策で実際にやったことのお話です。
古山先生は2次試験は平成29年、平成30年、令和元年と3年連続で受験して令和元年度に3回目の受験で合格に辿り着いています。
前回の続きとなりますが2次試験の初年度は中国でほぼ無料のTBMの書籍と動画で学習をして、模試などの通信教材も受講されております。
加えてふぞろいを使いながら、通信は受講していますが、独学という孤独な学習スタイルでした。
過去3年間の各事例の得点開示請求の結果を、うろ覚えの即興で答えていただきました。
平成29年度 事例Ⅰ69点、事例Ⅱ63点、事例Ⅲ59点、事例Ⅳ45点、合計236点
平成30年度 事例Ⅰ33点、事例Ⅱ57点、事例Ⅲ63点、事例Ⅳ78点、合計231点
令和元年度 事例Ⅰ65点、事例Ⅱ68点、事例Ⅲ54点、事例Ⅳ75点、合計262点
この中で最も特徴的な数字は事例Ⅰの平成29事例69点、平成30年33点です。
33点のD判定の一発退場の足切り。
他の事例問題で基準をクリアーしていても、40点以下の事例があると足切りとなってしまう残酷な現実。
このD評価ということがその後の1年間の学習スタイルに物凄く影響してくることが分かりました。
2次試験の2年目3年目はAAS名古屋の受講。
予備校に通学はしてもなかなか合格まで辿り着かないという現実も感じます。
事例Ⅰへのトラウマ
69点を取れれば有頂天になり、不合格の原因は別の事例にあると思ってしまいます。
A評価の罠とでもいうのでしょうか。
やはり全ての事例共に気が抜けないということだと思います。
勿論個人差はありますが、たまたまできた、たまたま出来なかったということが多いのだと思います。
平成30年度の事例Ⅰは研究型開発企業・ファブレス企業の事例でした。
本番で急に実力が発揮できなかったというあるあるのパターンです。
たぶんものすごく落ち込み、精神的に追い詰められて、かなりのトラウマになったんだと思います。
敗因は、勉強しなかったのではないですが、出題傾向の変化には付いていくことができなかったということ。
まだまだ基本が出来ていなかったと思った。
失敗の原因が明確であれば伸ばさないといけないところも明確で、対策の取りようがあります。
D判定の場合には根本的に対策の仕方が間違っていたと自分自身認識することができて、ふっきれることで対策が取りやすくもなります。
40回という非常識な数字もあり
実際にやったことは33点を取ってしまった事例Ⅰをトコトン突き詰めるように、30回、35回、いやいや40回ぐらい繰り返し解き続けました。
1事例40回とは他では聞いたことがない、正に非常識勉強法です。
ほかはほぼやっていないぐらいやり込んだ。
・・・・・・・・・。
いない。
解答が毎回同じになりませんか。
10回ぐらい繰り返すと解答がうんぬんというレベルではなくて、問題の真相心理、見えてこなかった背後霊いや、作問者が伝えたかった裏の意味が見えてくることとなり、実際にコンサルティングをしているかのような入り込み方になっていくものという、未知の体験をしていかれてます。
確かに自分も思い返すと平成30年度の問題は良く分からない感が強かったです。
与件の文章が分かりづらく、言葉足らずで、与件の文面を裏返したり、知識を想起したいり、提案する部分の根拠を洗い出したり、解答が複数できる問題ももちろんありました。
どうやら予備校での教えが同じ問題をくりかえし深掘りするということのようです。
僕自身のお薦めとしては1ヵ月ぐらいのインターバルをあけて繰り返し解くと丁度いいと思います。
他には模擬試験とか課題はやっていはいるものの、自分自身で強化したのはD判定となってしまった事例とひたすら睨めっこをして骨の髄までやりつくしたということでした。
新しい問題への対応力というより、事例問題に対する対応力を鍛えた。
深いです。
僕も色々な問題に触れすぎると混乱して、解答がぼやけてしまうということは感じました。
過去の過去問の解答に引っ張られて、思い込みの解答を書いてしまうことを回避する手段として、1つの事例問題だけの深掘りに特化するというスタイルを貫き通してます。
なかなか怖くて真似ができない、非常識勉強法。
ですが、どん底に落ち込んだときはある意味突き抜けるぐらいのことをする価値はあると思います。
騙されたと思って10回。まずはやってからあーだこーだ言いましょう。
多分、事例への取り組みによって見えないものが見えるようになります。
で期間は?どうすればいいのでしょうか。
毎日1回です。
設問解釈だけとか、事例だけとか、前工程を重視しつつも、1通り解くこともある。
正に事例Ⅰの鬼です。
どの事例においても言えることですが、本質的に分かっていないのであれば過去問はやり込むことに価値があるのだと思います。
作業ではなく、理解に時間を割いて考える力を養成する事も必要ですね。
次回は他の事例についての動画となります。
本日のまとめ
本日のまとめの前に告知です。
僕が運営する診断士ライフコミュニティでは、中小企業診断士2次試験になかなか合格出来ない人達のために勉強会を開催しています。
参加者のメンバーには100%合格していただきたいという強い思いがあり、勉強の進捗管理から個別相談までしており、高い満足度と高いモチベーションを維持して頂いております。引き続き参加者を募集しておりますので、よろしくお願いします。
そして、受験生支援以外でも新規案件委取り組んでいきたいと思います。
直接ご依頼頂いた案件に対しては圧倒的な支援をしていきたいと思ってます。
今回は「独立診断士インタビュー③ 事例Ⅰ衝撃の40回 非常識勉強法」でした。
- D評価を取るとその後の1年間の学習スタイルに物凄く影響してくる。
- 全ての事例共に気が抜けない。
- お薦めは1ヵ月ぐらいのインターバルをあけて繰り返し解くこと。
- 新しい問題への対応力というより、事例問題に対する対応力を鍛える。
- どん底に落ち込んだときはある意味突き抜けるぐらいのことをする価値はある。
第7回勉強会 事例Ⅲ特集
日時:3月28日(日)AM9:00~
課題:平成29年度・平成28年度・平成27年度 事例Ⅲ試験問題
場所:池袋西口某所
緊急事態宣言下の中、公共機関を利用して行います。
オンラインとオフライン両方で実施。
ご興味のある方はお問い合わせください。
第7回勉強会オンライン補講
日時:3月31日(水)夜
第7回の勉強会の不参加の方、不十分な方向けです。
勉強会を振り返りエッセンスと個別相談
別途、受験生個別相談も随時行っていきます。
shinblog革新と核心
一番価値のある話は ブログでは公開できない。
情報教材張りの有益な情報が勉強会にはあり、おかげ様で高い満足度を頂いております。
受験勉強・診断士の裏側をお話しします。
参加の無料相談は随時受けつけてます。
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