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中小企業診断士試験 未合格の決意表明③事実70点レベルの点数を取らないと合格できない

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おはようございます。

中小企業診断士のシンです。

皆さんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。

本日は「中小企業診断士試験 未合格の決意表明③事実70点レベルの点数を取らないと合格できない」です。

 

 

まずは勉強会に関する過去記事からです。

「第1回 勉強会コミュニティ アジェンダ 全ては合格のために」

「勉強会コミュニティ 第1回 全集中で合格まで駆け抜ける!!」

「第2回 勉強会アジェンダ メリットの最大化と相乗効果」 

「第2回 勉強会 ワークは楽しいが、できない自分は苦しい」

 

ここからは勉強会メンバーのご紹介記事。

中小企業診断士試験 未合格の決意表明①コーヒーはブラックで飲むタイプです」

中小企業診断士試験 未合格の決意表明②計画力・実行力・継続力、そして改善力と対応力」

新事実に気づいちゃいました

勉強会メンバーにはこの週末に令和元年度試験問題の4事例を解いて頂くようにお願いしてました。僕は夜な夜な解答を確認していく中であることに気づいてしまいました。

それは、令和元年度試験と令和2年度試験を比較して、明らかに評価が厳しくなってしまったということ。

何故?って。皆さんが思っていることズバリです。

相対評価の試験で受験生が増えたことにより、明らかに受かりづらい試験になってしまったということです。

勉強会メンバーの令和元年度と令和2年度の協会の評価だけをみての判断ですが、1年間勉強して準備をしてきたにも関わらず明らかに皆A評価が減ってしまってます。

ある程度はできているものの、それでは合格出来ないということです。

 

未合格体験記

本日も引き続き勉強会メンバーの一人一人に焦点をあてて、ご提供いただいた、不合格体験記いや、未合格体験記もとにリライティングとコメントをしていきます。

合言葉は「合格率100%です。」

 

「未合格体験記」

エヌティーさん20代

1.診断士に挑戦した理由・きっかけ、年齢(任意)

経理マンとして働いていくなかで経営層と話すことが多いこと、行政書士社会保険労務士に合格でできた勉強習慣を継続させるため学習開始。

 

→若くして数々の資格を取得されており、元々勉強熱心な方だということが分かります。

 

2.学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目、「1次」科目別点数(合格年)

 開始時の知識と保有資格

簿記2級、BATIC 940(Controller Level) 宅建士 行政書士 社会保険労務士

 

中小企業診断士を受験される前に数々の資格を取得されていらっしゃいます。 

 

得意科目:法務

 

3.1次学習スタイルとそのメリット・デメリット

・過去問題マスター

・みんなが欲しかった診断士の教科書(TAC)

・スピードテキスト(企業経営と財務、運営管理)

・一発合格まとめシート

 

4.2次筆記の受験回数、学習時間とその作り方

2次筆記試験 令和元年度BAACのB、令和2年度BCBAのB合計2回

学習時間は平日仕事後2時間、休日8時間

 

評価から推測するに惜しくも合格を逃していると思います。

元々実力のある方でもなかなか合格まで届かないことが分かります。

勉強時間も多くの時間をさかれており、真剣度が伝わってきます。

 

5.2次筆記不合格までの学習法

2019年度

・AAS WEB短期コース8月から受講

こちらは過去問7割、新作3割程度のコース 

開催される期間は短かったがAASが出している模範解答や、新作問題(事例ⅠからⅢのみ)に関してはかなり本試験を研究して作られているのではないかと感じた。

 

・ふぞろいと過去問題

AASの回答と見比べ、ベストな回答を作成し、自分なりのノートを作成しまとめた。

 

【反省】

・1年目でBAAが事例ⅠからⅢまでとれたので財務を強化すればいけると考えたこと。

・そして、財務に強いといわれるMMCに申し込んだ。

 

令和2年度

1月MMC通学コース申し込むが、3月ごろから外出自粛で通信に変更。

 

・MMCの新作問題を週一回解く⇒それを自分なりに採点していった。

・MMCが掲げている型を使えてるか確認することに終始。

 

・財務対策について

・MMCの講座についている応用財務特訓とオプションのGW財務、ファイナル財務を受講。

財務出題範囲をほとんど網羅しており、ボリュームがあるのでそれを直前まで1日最低1つは解く。

 

【反省】

・どうも添削自体が意味あるのかどうなのかよくわからない感じに思う

 通信で提出がおっくうになってしまった。

 ・全年過去5年程度の問題は見てふぞろいで分析はしていたので必要ない判断した。

・事例ⅠからⅢまではとりあえずMMCの型を使えればいいと考え、新作事例を重視した。おそらくそれが原因で試験当日、答案にいれるべきキーワードが使えていなかった。

 

→ご自身で反省点をよく分析されていらっしゃいます。

1年目は事例Ⅳで失点してしまって、2年目は事例Ⅳは出来てますが、事例Ⅰ~Ⅲで1年目より点数が伸びなかった。

コロナの影響で通学の予備校が出来なくなったことの影響は少なからずあったと思います。

1年目から実力があっただけに、このままだと多年度の罠に陥りそうな状況。

ご自身で過去問も深く分析をされており、3年目にどのような学習をしていくのがよいか。

より深い理解度とより高い圧倒的なレベル感にまで到達して、安定的なスタイルを築くことが絶対合格への戦略だと思います。

モチベーションも3年目に入ると維持が難しいので勉強会仲間と切磋琢磨して継続していくことは有効だと思います。

 

6.学習時・試験当日のエピソード

・学習時

意識付けとして、経理マンでありながら財務事例の電卓の打ち間違いで令和1年のCF計算をはずしてしまったことがあった。そのため一日の最後に仕事と勉強で疲れている状態で財務を解く習慣をつけた。

・試験当日

・令和2年幕張メッセは会場が広く、答案用紙回収も15分以上かかっていたような形であり、少し試験中気にすることとなった。

 ・コロナ対策で換気をしていたことで非常に会場が寒く、事例Ⅰ・Ⅱともにトイレに行きたくなるというハプニングがあった。

・事例Ⅳ終了後、努力が報われないくやしさで資格試験が終わって初めて涙がでたこと。

 

疲れた状態で事例Ⅳを解くという、ストイックな追い込み学習法。

確かに本番では最後の事例Ⅳは疲れた状態で解かないといけないので、お仕事から帰ってきたあとの疲れた状態で解けるかどうか確認することの効果はありそうです。

 

年に1度しかない本番では近況やアクシデントがあることが分かります。

試験が終わった瞬間に出来ていないと思うことは皆同じ。

けれど、年々自分の熟練度が高まるごとに出来ていなかったことに多く気づきより、自信を失うことが多い。

 

7.来年の合格を目指す自分への叱咤激励

診断士勉強で得たさまざまな有益な知識を会社で堂々と話すことができるよう努力する。

高い目標があり、意思の強さを感じられるコメントです。

ギリギリのところで届いていなかった状態から、圧倒的なレベル感で合格して頂きたいです。

志があるものには努力が報われるものと信じます。

 

8 その他 悩み

・2つの予備校を使ったがいまいち得点能力が伸びない。

・考え方が素晴らしいのはわかるのだが回答のプロセスみたいなものがよくわからなくなってしまった。

 

→確かに予備校のメソッドは体系化されているものが多く100%使いこなせれば、かなりの実力で合格に近づくことは確かです。

ですが、個人差というか本当の意味に腹落ちされていなかったような気持ちを感じます。

深く考え過ぎて、各社のやりかたの違いに翻弄されて、事例問題を解く上での毎回きまったルーティンや手順、戦略に迷いがあったような気がしてならないです。

今年は確実な手順とご自身なりのやり方を見つけてから試験に臨んでほしいです。

 

10月までの勉強のスケジュール 

【1~3月】 

・勉強会での過去問題中心2次試験勉強で試験の解き方について改善する。

 ⇒皆さんのようにシステマティックではない場当たり的な対応を改善。 

・予備校に通うか否かの検討

 勉強会で皆と情報共有をすることで十分戦えるのではないかと考えている。

 ・会社試験の勉強があり毎日1時間程度時間をとられる

 ⇒1次試験の勉強本格化は3月中旬以降になる予定

 

3月中旬~7月

一次試験集中期

・まとめシート

・過去問マスター

・以前使用しているスピードテキスト

 

8月~10月まで

・皆様の状況にあわせて活動

 

【要望】

 ・2次集中期には毎回30分程度などで財務取り組みなどをやりたい。

 ・企業診断の付録の事例問題を解くというのはいいのではないかと思っている。

 

【年末気がついた点】

MMCの今年の合格答案と自分の解答の比較で発見があった。

合格答案についてはやはり単純にキーワードとなる要素が多いこと

聞かれたことに答えている感がある(祖父は~という経営ビジョンを描いた等)

60点答案ではなく70点ぐらいのレベルありギリギリの点数では合格できないような気がする。

 

→全体を通じてご自身が置かれている状況を冷静によく分析されている気がします。

分析の上での、解決策。別資格の勉強があり忙しい事、1次試験が今年は復活していること、今年こそは1次2次の完全合格を目指すために、早め早めの仕掛けは往々にして必要と考えます。

1次試験直前期までに2次試験対策はある程度合格レベルの状態までをしっておき、1次試験が終了後は2次に集中して思い返し、圧倒的なレベル感に戻すこと。

事例Ⅳを不得意としている勉強会メンバーが多い中、事例Ⅳ対策はリードしていって頂きたいです。

 

 本日のまとめ

最後に本日のまとめとなります。

今回は「中小企業診断士試験 未合格の決意表明③事実70点レベルの点数を取らないと合格できない」でした。

  • 令和元年度試験と令和2年度試験を比較して、明らかに評価が厳しくなってしまった。
  • より深い理解度とより高い圧倒的なレベル感にまで到達して、安定的なスタイルを築くことが絶対合格への戦略。

  • モチベーションも3年目に入ると維持が難しいので勉強会仲間と切磋琢磨して継続していくことは有効。
  • 疲れた状態で事例Ⅳを解くという、ストイックな追い込み学習法。

    疲れた状態で問題が解けるかどうか確認することの効果はある。

  • ①合格答案についてはやはり単純にキーワードとなる要素が多い。
  • ②聞かれたことに答えていること。

  • ③60点答案ではなく70点ぐらいのレベルでありギリギリの点数では合格できないです。

 

第1期募集の終了

第2回の勉強会をもちまして、第1期の募集を終了とさせて頂きました。

そして、勉強会メンバーの進捗度を鑑みて、近日第2期として追加メンバーを募集することといたします。

 

次回第3回の勉強会

日時:1月24日(日)AM9:00~

令和元年度試験問題を扱います。

場所:池袋西口某所

緊急事態宣言下の中、公共機関を利用して行います。

オンラインとオフライン両方で実施。

 

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