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中小企業診断士試験への迷い編③3年目の浮気で我に返る

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おはようございます。

中小企業診断士のシンです。

皆さんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。

本日は「中小企業診断士試験への迷い編③3年目の浮気で我に返る 」です。

 

 

今回も引き続き僕の実体験を元にした、ノンフィクションです。

勉強が中だるみしている人に読んでほしい内容になってます。

 

まず過去記事診断士との出会い編は下記です。

中小企業診断士試験との出会い編①資格取得は人生の転機。」

中小企業診断士試験との出会い編②簿記2級からのステップアップ」

中小企業診断士試験との出会い編③一番取得したいと思えたのは中小企業診断士だった」

そして、迷い編は下記です。

中小企業診断士試験への迷い編①初陣は2日目受験のみに悔いが残る」

中小企業診断士試験への迷い編②中途半端な気持ちでは受からない」

 

浮気の始まり

2015年の出来事で思い出したことがあります。

2015年8月の試験に科目合格すらできない状況に陥った初めての1次試験。

結果を鑑みて、原点である不動産の資格取得立ち返るべく、2014年にあと1点足らずで不合格となっていたマンション管理士の資格試験に臨みました。

中小企業診断士の資格の勉強には興味をもっていながらも、他の資格の勉強にも手を出してしまう。

 

前年と同様に直前対策とか過去問を解いたりしましたが、結果は前年とは違い惨敗。

敗因は良く分かりませんが、何もかもが中途半端だったんだと思います。

思い返すとこの時から負け癖がついてました。

この時の敗戦がデジャヴとして毎年続いていきます。

 

戦意喪失して投資なのか逃避なのか? 

2016年の試験で見事7科目全て不合格に陥った僕は、戦意を喪失していました。

やはり、難関資格。

壁の厚さを嫌でも感じてました。

特に毎年の爆弾科目に僕の心は完全に萎えてしまいました。

これって無理じゃね?

いくら努力していい線まで行ったとしても、爆弾科目に被弾して死亡。

意気消沈し、別の道を模索を考えたくもなります。

 

そもそも、中小企業診断士の資格取得を目指したのは現状を変えるためでした。

合法的に変えて、みんながやっているもの。

今では副業が当たり前の時代と言われていますが、当時は思いついたのは逃避ではなく、投資でした。

 

株、債券、投資信託、などございますが、何故か僕はFXを始めることになります。

 

中小企業診断士の試験には、経済学・経済政策という科目もありますが、FXの値動きは当然ながら世界的な経済の動きに敏感でものすごく値動きがあります。

レバレッジをかけていますので、上昇して儲かることもあれば、下落して投資した財産全てを失うこともあります。

 

初めは、口座開設時のキャッシュバックが目的でした。

口座を開設して既定の金額をFX口座に入金し、1取引しただけで、約2万円とかのキャッシュバックが得られるキャンペーンを各社随時行ってます。

そのキャッシュバックで小銭を稼げることがFXを始めるきっかけではありましたが、そんな軽い気持ちで始めたことでミイラ取りのミイラになることになるなんて。

 

あれっ。勉強していた時間をFXに使えばいいんじゃないか?

弱者とはいつも抜け道を考えるものです。

 

投資のプロからみれば完全に甘い考えです。

そもそも投資の知識も少なく、ギャンブルもしない僕は完全に素人でした。

少しの金額で始める。もしかしたら自分は上手くいくんじゃないか。

自分は向いている。自分のライフスタイルとマッチしている。

完全に考えが甘いです。

みるみる内にのめり込み掛け金が増えていきます。

 

当時はイギリスのEU離脱の報道があり、その時はMAX円の価値が下落して円高になりました。

あれっ。決済できない。

システム上相場がものすごく動く時には取引が出来ないようになってます。

これが個人、弱者の置かれている立場か。

そもそも儲かる仕組みじゃない。

指をくわえて、自分の資産が減っていき、損失が多くなっていく。

そして、その損失を取り返すためには、より多くの金額を投資して、レバレッジをかけて取り返すしかないです。

 

最終的に目が覚め損切りが出来たのは、1年間分の予備校費用が悠々払えるぐらいの金額の時でした。

 

余剰資金で始めたのはいいのもの、追加資金をツッコミ、勝てる見込みのない勝負に出た。しかも本気で勉強もせずにただ自らの勘だけを頼りに自分は向いているし、上手くいくといった、根拠のない自信のもとに。

 

当時はインターネト記事で勉強したり、投資のあやしい自動売買システムの販売を持ちかけられたりと投資に興味があるという良くわからい状況に陥ってました。

 

そして、気づくと既に2016年7月の時期でした。

 

毎年受けてはいるが当然ムリ

FXのことで頭がいっぱいになると同時に、2016年5月には毎年恒例の中小企業診断士1次試験の申し込みをしました。

既に毎年同じ季節になるととりあえず申し込んでおこうという気持ちになります。

これが3回目の受験。この年は勉強をしたという記憶すらあまりないです。

ただ惰性でやってきて、前年度の完敗を引きずりながらも申込んだということは、常に無意識領域に中小企業診断士の試験があったんだと思います。

完敗からの立ち直りは結局できませんでした。

どうせ今年も受からない。けど、申込期限が訪れた時には今年もとりあえず受けよう。

申し込み後は直前期に入り対策をする。

この年も前年と同じでTACとTBCの1次公開模試は受けることにしました。

 

2016年度TAC1次公開模試の結果

経済学・経済政策35点、財務・会計44点、企業経営理論44点、運営管理38点、経営法務40点、経営情報システム42点、中小企業経営・中小企業施策35点

合計278点

 

昨年全然理解が足りない状況ではありながらも、思い返して、問題は解いた。

ですが、この時点でやっぱり今年も厳しいか。

おまけに、FXのおかげで世界の相場が気になり、毎日の勉強どころではない。

 

TBCの模試の結果はこの年も記録が残ってませんがTAC同様の厳しい結果でした。

 

結局1年間新しいことはしてませんでしたし、むしろ1年間何も進歩していないといった状況。

既に合格出来るとも思っていないし、何のために試験を受験するのかの目的意識も無く、毎日の日常に流されてしまった。 

 

3度目の1次試験

2016年の中小企業診断士1次試験の会場は初受験と同じ、日本大学経済学部でした。

また夏の暑い日の2日間。

今年も昨年同様に7科目を2日間で受験をする。毎年同じ時期に受けていると異様なもので、その受験するということに慣れてきます。

もちろん大して緊張感もありません。

 

朝入り口には予備校の講師と思わしき方がやはりいました。

自分は独学で予備校に通っていない。

試験中皆がどんな教材を使用しているのか気になりました。

僕はずっとTAC出版のテキストを独学用として使用してきましたが、どうやらみなTACなり通学していてなんか違うような教材を使用している。

予備校って受かるための何か裏情報があるじゃないか。

疎外感。この試験って「そもそもみんなガチで、予備校に通っていない方が少数であり、予備校に通わないと受からない試験だったんじゃないか。」といった感情が芽生え始めました。

そして、今年も受験はするものの、多分今年も無理で、1科目も科目合格が出来ないのであれば、そろそろ潮時。

諦めた方がいいと考えていました。

 

3年目も気になったのは試験開始後ものすごく早く退出していく受験生達。

1次試験を毎年受けていて毎年不思議だったのが、ものすごく早く退出する奴ら。

全然時間が足りない自分からするとあり得ない光景。

今年も厳しいと毎年思わざる負えなかったです。

 

平成28年度中小企業診断士1次試験の結果

経済学・経済政策60点、財務・会計44点、企業経営理論55点、運営管理50点、経営法務35点、経営情報システム24点、中小企業経営・中小企業施策44点

合計312点

 

結果として前年の平成27年度と総得点ではあまり変わり映えがなかったのものの、救いがございました。

初めての科目合格経済学・経済政策がぎりぎり60点と科目合格。

首の皮一枚でつながりました。

 

企業経営理論も55点、運営管理も50点と惜しい状況で、一方経営法務と経営情報システムは難化した年でもあり撃沈のあしきりでした。

この試験は勝負勘、勝負は時の運といった印象が強く残りました。

2日目科目は明らかに勉強不足でした。

難化した科目は全くできない。

 

それほど勉強していなくても1科目科目合格が出来た。 

ガチで勉強すればよかった。もしかしたら合格していたのかも。

 

この年の僕の何が悪かったのでしょうか。

言わずもがな全てにおいて良くないです。

浮気心が芽生えて、本来やるべきことをやらずに他のことに逃げました。

単純に勉強時間が足りなかった、学習スタイルが良くなかった、

本来達成しようと目指した資格試験の合格の厳しい道のりを上り詰めようとしているにも関わらず、投資FXにのめり込み、勉強どころではない状況に陥ってしまった。

今考えると単なる逃避だったんだと思います。

すでに3年目の試験で、浮気をしていた時期が本試験でのパフォーマンスに悪影響を与えました。

 

今回の教訓は「1つのことに絞る」ということです。

ある程度難関資格なり、大変なことを達成しようとする場合には、自分の実力を鑑みて最も重要なことに絞り込んだ方がよいということを学びました。

相関関係があることであればまだしも、全然関係がないことをやってしまうと確実に分散して両方上手くいかない。 

 

以上、3日連続でお送りした「迷い編」。

果たしてこの後どの様にして合格まで辿り着いたのでしょうか。

続きは近日新年になります。

 

本日のYouTubeはブログと連動

YouTube投稿も今回の記事十連動して配信しております。

本当に大事なことを優先順位付けして、真っ先にやる。

行動範囲を広げず、1番大事だと思うことに集中することも重要です。

「浮気するな、1本に集中しろ。失敗談」

www.youtube.com

浮気するな、1本に集中しろ!失敗談 - YouTube

 

予備校投資の足しに

僕が失敗したFX。

口座だけ開設して実際に遊びでもガチでも取引をしなければ、キャッシュバックの恩恵にあずかれます。

金銭的に難しいとお考えの方は、合法的にキャッシュバックが得られますので、暇な時に口座開設して軍資金を増やしておくことも良いとは思います。

ただ、くれぐれも絶対に取引にはハマらないように。

 

 

本日のまとめ

最後に本日のまとめとなります。

今回は「中小企業診断士試験への迷い編③3年目の浮気で我に返る」でした。

  • 中小企業診断士の資格の勉強には興味をもっていながらも、他の資格の勉強にも手を出してしまう何もかもが中途半端。

  • 弱者とはいつも抜け道を考えるもの。
  • 最終的に目が覚め損切りが出来たのは、1年間分の予備校費用が悠々払えるぐらいの金額の時だった。
  • 既に合格出来るとも思っていないし、何のために試験を受験するのかの目的意識も無く、毎日の日常に流されてしまった。 

  •  「1つのことに絞る」。大変なことを達成しようとする場合には、自分の実力を鑑みて最も重要なことに絞り込んだ方がよい。 

 

【告知】

※令和3年度(2021年度)絶対合格のコミュニティのメンバーを募集中。

一緒に戦う仲間を探しています。

まだ間に合います。

年末年始に悶々と一人で悩んでいないで人の力も借りた方がいい。

お問い合わせお待ちしております。

本日現在9名になりました。

新年よりメンバーをご紹介していきます。

 

 【参加条件】

①令和3年度(2021年度)の中小企業診断士に絶対に合格したいという強い思いがあること。

②当ブログに勉強の状況を情報公開を行うことに承諾頂けること。

参加者の方と相談の上、匿名・ニックネームで投稿させて頂きます。

 

参加後の課題です。

お問い合わせ頂き、参加を決めて頂いてから取り掛かり下さい。

①令和2年度の再現答案の提出。

②不合格体験記の提出。

③次回勉強会までに令和2年度の2次筆記試験問題を解き解答を提出。

 

入会金:無料。

詳細については参加頂く方々とご相談の上、随時共有致します。

今後もブログと連動して公開していきますので、受験から逃げる事はできませんし、ガラス張りのアドバイスと支援をしていきます。

まずは何故不合格になってしまったかの分析。

みなが学習してきたことや試験当日のプロセスを発表しあい、何が出来ていいたのか、何が出来ていなかったのかを自己・他己評価しあう。

 

「不合格体験記のフォーマット」

1. 診断士に挑戦した理由・きっかけ、年齢(任意)
2. 学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目、「1次」科目別点数(合格年)
3. 学習スタイルとそのメリット・デメリット
4. 2次筆記合格までの受験回数、学習時間とその作り方
5. 2次筆記不合格までの学習法
6. 学習時・試験当日のエピソード
7. 来年の合格を目指す自分への叱咤激励

 

第2回の勉強会の日時。

日時:1月10日(日)AM9:00~

場所:池袋西口某所

 

この年末年始の間に、令和2年度の中小企業診断士2次試験問題を再び解いてもらってます。

 

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