令和２年度事例Ⅳ 悪あがきの数だけ、加点を狙う

おはようございます。

中小企業診断士のシンです。

皆さんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。

本日は「令和２年度事例Ⅳ 悪あがきの数だけ、加点を狙う」です。

レターから
ＲＯＩの計算の第４問
文章問題２題の第３問
各予備校の動画の紹介
本日のまとめ

令和２年度事例Ⅲに関する過去記事は以下です。

「令和２年度２次試験を解いたみた！午後の部」

「令和２年度事例Ⅳ 全て想定内。出来なかった理由は言語化できますか？」

「令和２年度事例Ⅳ 経営分析は３つ指標の密解答で！」

レターから

レターをご紹介、ちょっと悩みました

お便りが無関連多角化のラジオコンテンツに届きました。

→どうすれば人生楽しめるか？

Ｓｈｉｎさんは何しているときが人生楽しいですか？

収録を聞いていると楽しくなさそうに思えますが。。

だれが書いたか分からないコメント。

ブログでご紹介します。

正直楽しくないです。ただ、楽しい日もあります。

ブログに毎日更新をいいわけにはしたくないですが、深夜までつらい日々もある。

毎日楽しい必要ってないと思いませんか。

楽しさって何かを達成した時でしか得られない気がする。

このブログの読者と他の媒体では読者層が違い、このブログを読んでいる方は基本的には中小企業診断士受験生で、パイでいうと１次試験約２万人、２次試験今年は約7,000人ぐらいの人の中で読まれているものと思ってます。

毎日情報を発ししている中で、中小企業診断士に興味を持って読んで下さったかたもいたり、これから勉強を始めようと思った方もいるかもしれないです。

何が楽しいか。

自分自身の達成感ももちろんあると思いますが、本来は人とのつながりや、出会い、コミュニティなんじゃないかと思います。

オンラインサロンへ誘導っていう最近のあるあるパターンではありますが、

自分一人では限界があることは常々感じます。

虎穴に入らずんば虎子を得ず。

自分も有料コミュニティに参加しつつも、来年はより活動の幅を広げていきたい。

そして、自分自身も仲間を作っていきたいと思う。

楽しいことは自分一人ではなく、仲間との時間だと思う。人との絆が全て。

１２月に入ったからか僕自身も１年を振り返り立ち止まる時がきました。

今年１年を振り返って、来年どうするか検討していく。

このブログでもお便りお待ちしております。お便りを頂ければ記事でお答えさせて頂きます。

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ＲＯＩの計算の第４問

引き続き令和２年度事例Ⅳをみていきます。

第１問経営分析のあとは、解いた順番で第４問から参ります。

タイムマネジメント段階では１０分で攻略すると見積ってます。

第4問（配点25 点）
D 社の報告セグメントに関する当期の情報（一部）は以下のとおりである。

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→営業利益ベース、単位にチェック

令和１年度の同様に事業ごとのセグメント別の利益を検討する問題。

　D 社では、戸建住宅事業における顧客満足度の向上に向けて、VR（仮想現実）を用い、設計した図面を基に、完成予定の様子を顧客が確認できる仕組みを「次期期首」に導入することが検討されている。ソフトウェアは「400 百万円」で外部から購入し、「5 年間」の定額法で減価償却する。必要な資金「400 百万円」は銀行借り入れ（年利4 ％、期間5年）によって調達する予定である。このソフトウェア導入により、＜戸建住宅事業＞の売上高が毎年「92 百万円」上昇することが見込まれている。以下の設問に答えよ。

→数値の部分は抑えていく。減価償却費。

「400 百万円」／５年＝８０Ｄｅｐ

（設問1 ）
⒜戸建住宅事業および／⒝ D 社全体について、「当期」のROIをそれぞれ計算せよ。
解答は、％で表示し、小数点第3 位を四捨五入すること。

→⒜戸建住宅事業、⒝ D 社全体、小数点第3位、「当期」のROI

ROIとは？聞いたことはあるが、問題演習はしたことがない。解き方はどうすればよいか。

各問題の（設問１）は基本問題の可能性が高いので外せない、時間との戦いの中、与件文にヒントがある。

第４段落
④＜戸建住宅事業＞および＜飲食事業＞については、それぞれ＜担当取締役＞がおり、取締役の業績は各事業セグメントの「当期」 ROＩ（投下資本営業利益率）によって評価されている。なお、ROI の算定に用いる各事業セグメントの投下資本として、各セグメントに帰属する期末資産の金額を用いている。

→「当期」ＲＯＩ（投下資本営業利益率）

ＲＯＩとは何かについては丁寧に説明があった。

公式：営業利益÷投下資本×１００＝投下資本営業利益率

投下資本は期末資本の金額を用いている。

（ａ）戸建住宅事業

当期の情報から当期のＲＯＩを算出する。

営／投

セグメント利益は営業利益ベース：１４６

セグメント資産は投資額：３，３８５

１４６／３，３８５×１００＝４．３１３・・・≒４．３１％

（ｂ）Ｄ社全体

セグメント利益は営業利益ベース：９８

セグメント資産は投資額：３，８４４

９８／３，８４４×１００＝２．５４９・・・≒２．５５％

（８０分間で解いた解答）

（ａ）４．３１％　（ｂ）２．５５％

超基本的に公式当てはめて割合を求めるだけ。

逆に考え過ぎて設問の条件に当てはまらない解答をした場合には即終了。

（設問2 ）
　各事業セグメントの売上高／、セグメント利益／およびセグメント資産のうち、この
ソフトウェア導入に関係しない部分の値が次期においても一定であると仮定する。
このソフトウェアを導入した場合の「次期」における＜戸建住宅事業＞のROI を計算せ
よ。解答は、％で表示し、小数点第3位を四捨五入すること。

→ソフトウェア導入により、「次期」は＜戸建住宅事業＞の売上高が毎年「92 百万円」上昇

売上高４，３３０に、９２（百万円）を足す。

４，３３０＋９２＝４，４２２

売上４，３３０が９２増加することに連動して、売上原価も上昇すると考えて、今期の売上原価は４，３３０－１４６＝４，１８４

減価償却費の分だけ費用が増加する「400 百万円」／５年＝８０

次期の利益は今期の利益１４６＋９２－８０＝１５８

次期の戸建住宅のＲＯＩは、１５８／３，３８５＋４００×１００＝４．１７４・・・≒４．１７（％）

さて、どこで間違えたのでしょうか。

あとあと答えを確認したら、時期のセグメント資産の金額が誤っていました。

難しい問題では本番、初見で公式が気づけるかどうか。結構厳しい。

時間をある程度ロスする。

（８０分間で解いた解答）

（設問２）４．１７（％）

（設問3 ）
　取締役に対する業績評価の方法について、中小企業診断士として助言を求められ
た。「現在」の業績評価の方法における問題点を⒜欄に、その改善案を⒝欄に、それぞ
れ20 字以内で述べよ。

→２０字とは無茶苦茶短い。一言でいうと何か。問題から想定できることをそのまま書く。

（８０分間で解いた解答）

（ａ）各事業の規模や投下資本の大きさが異なる事。

（ｂ）投下資本の大きさ考慮し費用構造も精査する。

時間をあまり使わずに与件・問題から想定できることを解答する。

ここまでで３８分経過。経営分析まで２３分であったので、１５分使った。

想定より時間を掛けた。

文章問題２題の第３問

第３問に戻ってみていきます。タイムマネジメントでは１０分で攻略と見積もってます。

第3問（配点20 点）
　D 社は、リフォーム事業の拡充のため、これまで同社のリフォーム作業において作業補助を依頼していた＜E社＞の買収を検討している。「当期末」の＜E社＞の貸借対照表によれば、資産合計は550 百万円、負債合計は350 百万円である。また、E社の当期純損失は「16 百万円」であった。

→事例ⅠⅡ続いて買収。買収・Ｍ＆Ａが今の話題のテーマであることが伺えます。

（設問1 ）
　D 社が＜E社＞の資産および負債の「時価評価」を行った結果、資産の時価合計は500
百万円、負債の時価合計は350 百万円と算定された。D 社は50 百万円を銀行借り入れ（年利4％、期間10年）し、その資金を対価としてE 社を買収することを検討している。買収が成立した場合、E社の純資産額と買収価格の差異に関してD 社が行うべき会計処理を40 字以内で説明せよ。