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令和2年度 1次試験 合格率 42.5% 令和2年度2次試験の未来予想

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おはようございます。

中小企業診断士のシンです。

みなさんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。

本日は「令和2年度1次試験合格率 42.5% 令和2年度2次試験の未来予想」です。

 

 

令和2年度の1次試験の合格発表

昨日の11時に中小企業診断協会のホームページより、

令和2年度の1次試験の結果が発表されました。

令和2年度中小企業診断士第1次試験の結果について

 

既に自己採点で420点や平均60点以上が確定していた方にとっては、

当然!といったところですが、ギリギリの方には冷や冷やものだったと思います。

まずは1次試験を合格された方おめでとうございました。

 

昨年2019年のの2次筆記試験の合格発表の時間は10時でした。

今年は11時発表が多い?

前回7月13日(月)の1次試験の試験の解答の時も、同様に11時にアップされてました。

僕はホームページをPCとスマホで確認してましたが、どうもスマホは11時に更新されて、PC版の方は11時を過ぎても更新されずでした。

回線が混雑してつながりにくいのか、更新されていない状況なのかもしれないです。

次回のこの発表は2次筆記試験の結果が出る、

運命の12月11日(金)の10時もしくは11時

スマホで確認するとタイムラグなく発表を知ることが出来ます。

 

ちなみに、1次試験の試験問題は翌週の水曜日の午前中に協会のホームページにアップ。10月25日(日)の2次試験の問題も28日(水)にアップされる予想。

1次試験の場合は各受験機関でもアップしてくれませんでしたが、2次試験問題の場合は、KECが当日に解答速報解答用紙のアップ、AASが試験問題を翌日の夕方にアップしてくれます。今年もしかりですね。

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令和2年度1次試験合格率 42.5% 合格者数は5,005人

令和2年度中小企業診断士第1次試験の結果について

目を疑った。

合格率42.5%

なんじゃそりゃ

1次試験25%、2次試験20%で4合格率が5%だから難関資格と聞いていた。

昨年の1次試験の30.25%でさえ簡単だった?だから合格できたと思ってはいたものの、今年はさらに高い42.5%。

1次試験に毎年苦労したのになあ。毎年不合格だった期間は何だったんだろうか。

完全に騙された感を感じる。

 

昨年度の2次未合格者が約5,000人もいるので、その内の再受験組や保険受験組の

多年度の1次試験実力者が多くなって合格率の上昇要因となっていると個人的には推測します。

 

合格率が高い要因は、

1.爆弾科目がなかったこと。

2.コロナの影響がある中受験された方のモチベーションが高かったこと。

3.多年度受験生が増えて1次実力者が年々増加していること。

 

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大方の予想どおり、受験回避者数は6,547人と多数

令和2年度の申込者数は20,169人で令和1年度の申込者数21,163人から

約1,000人減少。

令和1年度の申込者数に対する受験者数の割合は

82.2%

令和2年度の申込者数20、169人の内

82.2%は16,579人のところ、

実際の受験者数は13,622人なので、

約3,000人がコロナ受験回避数。

申込者全体の14.9%

 

3,000人 × 受験料13,000円 

= 39,000(千円)

3,900万円の返金。

会場もグレードアップして経費も増えているし、中小企業診断協会の利益は少なくなってますね。

 

仮にコロナがなかったら、16,579人が受験者数で、内5,005人以上が合格。

最低30.2%が合格率。

 

今年の2次試験の受験者数と合格者は?

令和1年度は受験者数5,954人、最終合格者1,088人、未合格者5,070人

毎年前年の未合格者の約30~40%が翌年受験。

約2,000人が今年も受験。

今年の1次試験の合格者数は5,005人

約7,000人が2次試験の受験者数。

その内コロナ回避は1次試験と同じ約15%の約1,000人

よって、約6,000人が令和2年度の2次試験の受験者数。

その内18~19%が合格者で、1,080人~1,140人

令和1年度より若干多い。

 

昨年の2次試験受験者数は5,954人で、今年は約6,000人となれば、

ほぼ同じ受験者数か。 

コロナ回避者がどのぐらいいるのかが、合格率に影響しますね。

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競技場

レースの時期が刻々と近づいてます。

合格率だけを考えると、強敵ぞろいでしょうね。

 

令和3年度(2021年度)合格を目指す方へ朗報

このブログを見ている方の多くは、合格者の方も多い気がしますが、基本的には令和2年度(2020年度)合格目標の受験生だと信じています。

とはいえ、既に自己採点で分かっていたとしても不合格が最終確定されたあなた、

2次対策は進んでますでしょうか。

過去記事でも同様のメッセージを送ってます。

 

今年は7,000人の内1,000人回避で、6,000人の内4,800人不合格で、合計約5,800人が令和3年度の試験合格を目指すかどうか。

 

ここで歩みを止めてはなりませんよ。

既に戦いは始まってます。

 

特に今年は42.5% 「死に行く覚」とマラソンを彷彿をさせて、

ゴロからも落ち込む。

こんなに合格率が高かったのになぜだめだったのか。

 

科目合格数と率の2年間の推移をみて、自分の実力と問題の難易度の評価をしましょう。

 

令和1年度 → 令和2年度

経済学・経済政策

3,241人、25.80% → 

2,311人、23.46% 少しむずかった?

財務・会計

2,310人、16.32% → 

1,161人、10.81% 爆弾とはいえない

企業経営理論

1,625人、10.81% → 

2,226人、19.42% げ?簡単?

運営管理

2,921人、22.83% → 

912人、9.36% え?爆弾仕掛けた?

経営法務

1,530人、10.15% → 

1,390人、12.02% 民法改正が簡単

経営情報システム

3,271人、26.63% → 

2,868人、28.72% 毎年簡単に

中小企業経営・中小企業政策

737人、5.57% → 

1,905人、16.40% もとに戻って簡単に

 

合格者数

多い(易しい)

情報>経済>経営>中小>法務>財務>運営

少ない(難しい)

 

自分の得点との配置で得意不得意が明確になります。

2次試験も同様ですが、皆が出来ていいるところ、知っている論点でつまずいていることが、問題であり、改善点です。

 

他の難関国家資格の合格率や合格者数はどのぐらいのものか。

昨年の中小企業診断士2次試験が18.32%が合格率で、

今年の1次試験の合格率42.5%と去年の2次試験の合格率18.27%をかけると、最終合格率は7.78%

難関資格のなの?

 

難関国家資格の合格率と合格者と受験者の人数(2019年度の各種データより)

※受験者数は各試験の1次試験相当試験の人数

司法書士4.4%601人、13,683人

弁理士8.1%284人、3,488人

税理士:18.1%、5,388人、29,779人

公認会計士:(短答式)17.1%、1,806人、10,563人 

(論文式):35.3%、1,337人、3,792人 最終合格率 6.0%

弁護士:33.63%、1,502人、4,466人

社会保険労務士:6.6%、2,525人、28,428人

不動産鑑定士:(短答式)32.4%、573人、1,767人

(論文式)14.9%、121人810人 最終合格率 4.83%

行政書士:11.5%、4,571人、39,821人

マンション管理士:8.2%、991人、12,021人

宅建士:17.0%、37,481人、220,797人

 

合格率が低く難しいのは当然ではあるものの、受験者の本気度もその重要な要素。

弁護士や公認会計士などの超難関資格は勉強だけに特化している受験生が多いことから、受験生もハイレベル。

 

司法書士弁理士不動産鑑定士は毎年合格者1,000人を切っているので、

難関資格で資格所持者が少ない資格といえる。

 

中小企業診断士はどうなの?

2019年は最終合格率5.5%

令和2年度は最終合格率8.4%って難関資格なの?

とはいえ、合格者数を増やしてしまうとその希少価値が低下。 

1次試験は合格させて、勝負は相対評価の2次試験で調整。

合格者数は毎年そんなに変わらない。

 

本日のまとめ 

  • 42.5%の要因は

    爆弾科目がなかったこと。

    コロナの影響がある中受験された方のモチベーションが高かったこと。

    多年度受験生が増えて1次実力が年々増加していること。

  • 約6,000人が令和2年度の2次試験の受験者数。

    その内18~19%が合格者で、1,080人~1,140人

  • コロナ回避者がどのぐらいいるのかが、合格率に影響。
  • 令和3年度受験に向けて歩みを止めない。皆が出来ていいるところ、知っている論点でつまずいていることが、問題であり、改善点です。

2次筆記試験まであと60日。

残り2カ月。この1ヶ月でどこまで実力を上げられるかが勝負です。

 

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