おはようございます。
中小企業診断士のシンです。
皆さんいつもブログを読んでくれてありがとうございます。
本日は「ふぞろいな合格答案13 さっそく読んでみた」です。
今回は昨日2020年6月18日発売となった「ふぞろいな合格答案エピソード13」を早速書店で購入し 読んでみて、改めて感じたことをお伝えします。
ふぞろいな合格答案エピソード13 発売
中小企業診断士2次試験を受験する方、1次試験を勉強中で2次試験の勉強を始める方のバイブル的書籍「ふぞろいな合格答案13」が2020年6月18日に発売となりました。
定価(本体2,400円+税)
祝出版。おめでとうございます。
基本的には中小企業診断士試験を受験される方向けの方の書籍となりますので、合格者でありながらも購入してしまった人は興味本位、知的好奇心、ファン化しているためと考えます。私はブログ書くためってのもあります。
2次試験本番でこの今年のふぞろいな合格答案を持ち込んで試験前に読んでいた人の割合が非常に大きかったです。
それぐらい2次試験受験者にとってはバイブル的存在。
読まなきゃ合格出来ないとまでは思いませんが、合格している人の大多数が読んでます。
執筆メンバーとは
私は過去にふぞろいな合格答案シリーズを購読し受験勉強に使用しており、いつもの構成や要点については周知してます。だいたいどのあたりのページに何が書かれているのかは周知してます。
その中で、一番初めにめくったページは巻末の写真ページでした。
執筆メンバーの似顔絵と写真が掲載されてます。
似顔絵と写真がどのぐらい違うのか、似ているのか。全ページ白黒なので、多少微妙な写真もありますが、ある程度似てる。昨年のエピソード12から似顔絵を書いている人が変わっており、エピソード13も同じ方が似顔絵を書いており精度が高くなってました。
ふーん。毎年23名で書いてるんですね。
ふぞろいな合格答案のブログを見ていたことあり、既に見たことある人もいる。
「全体的に若いな。」
執筆しているメンバーの平均年齢は写真から想定すると30代前半ぐらい。
妙な違和感を感じる。合格者関係の集まりではもっと年齢層が高いのになぜかふぞろいは若いメンバーが多い。
ニックネームに加えて皆、本名が書かれていた。この書籍実名で書いてたんだ。
次に見たページはこちらも巻末のご協力いただいた皆さまのページ。再現答案を提出した人のニックネームや本名が掲載されてます。
実は再現答案を提出していたので、自分のニックネームが掲載されているのか確認。
うん。あった。「おべん」
このニックネームは合格体験記に共通してだしたニックネーム。
後半の4分の1ぐらいには実名が記載。「なんか知ってる名前いるな。」
中小企業診断士の合格者1年目の集まりによく顔を出しているメンバーの名前をちらほろと確認。
私もそれなりに合格者1年目の集まりに顔を出してきた方なので、今回知っている名前が多く感じたこともありますが、合格後に積極的に活動されている方は色々と手を出していることが伺えます。
ふぞろいのメンバーは若い。再現答案を提出している方は合格後に積極的に行動をしている人。
中小企業診断士の年齢別人数との比較
ふぞろいを執筆しているメンバーが30代前半のメンバーが多いということから、試験合格者の年齢別人数と比較してみたくなりました。
表1令和元年度第1次試験の年齢別人数。
1次試験の申込者と合格者は30~39歳の層が一番多くその次が40~49歳の層。
表2が令和元年度第2次試験の年齢別人数。
1次試験の傾向とは一転、2次試験の合格者は30~39歳の層が一番多く、申込者は40~49歳の層が多い。
2次試験合格者の年齢別比率を円グラフにすると下記の様になる。
執筆してる27名は30~39歳の合格者406名(合格者全体の約40%)を中心としたメンバーで、一番合格者の比率の高い30~39歳の層の合格ノウハウ、英知の傑作集と考えられる。
購入者層は2次試験の受験者約6,000人と1次試験の勉強中の方、若干のファン。
プラスマイナスでだいたい最低5,000部ぐらいは想定されていると予測。
30代が情報発信して、30代以上特に40代の受験生の中心が購入しているイメージ。
書籍の後半から流し読み
前半が合格者による、「ふぞろいな再現答案」で、受験生から集めた再現答案をもとに答案に入っているキーワードを拾って点数付けして100点答案にまとめる内容。解答が公表されていない第2次試験における、解答を推測している内容。
複数の事象から答えを探求していく、帰納法ですね。
後半は試験本番の実況解説を数名が掲載されており、ふぞろいの独自の採点した点数と得点開示請求で取得した点数を横並びで記載して、ふぞろい式点数付けとの整合をとるような構成になってます。
この資格を勉強していない人には理解いづらい説明なので言い換えると、ふぞろい式で採点した点数が、得点開示請求で取得した点数とどれだけ乖離しているかをみて、読者が採点基準を予測したり、ふぞろい式の採点基準の整合を検討したりできる構成となってます。
とりあえずコラムは飛ばして、後半の合格者数名の再現答案分析のページを見る。
プロフィール。30代前半のメンバーがやはり多い。
ふぞろい式の点数と得点開示請求の点数の整合、それなりに点数が類似している。
高得点者はいるのかなあ。70点越えの事例もあるが、60点~70点の得点が多い。
60点を超えていれば十分合格ということか。
パラパラ。
受験ネタ、勉強ネタ、モチベーションの維持ネタ、各所に受験関連のネタがちりばめられており、試験分析以外の情報で読者を飽きさせない構成。
毎年執筆者がその年の合格者となっており変更しているが、ある程度毎年フォーマットにそった内容。
2次元コードでブログの宣伝してたんだ。
受験生の時は読み飛ばしていただ、ブログの紹介もしている。
合格者数名の中には多少自分と似た考えをもっている人がいて、合格者と自分を重ねることでこの書籍の中に入り込めるような記事があります。
皆どこか今のままではいけない、現状の自分を変えたい、何か不安や不満をかかえながら、日々努力していたことが、記録として残されている。
受験生の方は隅々まで読んでみるとかなりコスパのよい受験バイブルになると思います。
受験生時代にこういった記事をみていたから、自分もブログで情報発信したくなったんだと再認識しました。
今後の記事予告
令和1年度試験の当日の実況解説。得点の開示請求、ふぞろいを使った自己採点。
ふぞろいを使用した勉強方法などは、1次試験終了後に書きたいと思います
本日のまとめ
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令和2年度第2次試験 受験生のバイブル。
- ふぞろいのメンバーは合格者の中でも若い層。
- 再現答案を提出している方は合格後に積極的に行動をしている人。
- 一番合格者の比率の高い30~39歳の層の合格ノウハウ、英知の傑作集。
- 採点基準の整合を検討したりできる構成。
- 60点を超えていれば十分合格。
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