おはようございます。
中小企業診断士のシンです。
本日は「中小企業診断士ブログ紹介 何故ブログを書きはじめたのか?後編」です。
何で資格試験の勉強するのにブログ?とも思われる方もまだいっらっしゃると思いますが、ブログを読むことで勉強するスタイルは既に一般化していると思います。
特に中小企業診断士のブログは濃い内容のものが多い。
まずは過去記事「中小企業診断士ブログ紹介 何故ブログを書きはじめたのか?前編」は下記です。
- 受験勉強中のブログ
- 2020年ブログ戦国時代の幕開け
- 中小企業診断士の資格は取得しても何も変わらなかった
- 合格後の葛藤
- 中途半端な時期にブログを開始
- 今後の目標
- 個人ブログの台頭からブログ戦国時代へ
- まとめ
受験勉強中のブログ
前編でお伝えしてきたのであるが、私は受験勉強中は勉強時間を捻出のためにブログを読み漁ることはせず、「中小企業診断士試験 一発合格道場」と「200%抜け駆けスタイル 診断士試験」の2つに絞りブログを毎日読んでました。
その目的はあくまで受験勉強のため。受験ネタ、勉強方法、小ネタ、などでモチベーションの維持。2次試験においては、再現答案、解法など受験勉強に即した内容にのみ注力して読んでいた。受験勉強期間中に脱線しないように他に広げようとはしませんでした。
2020年ブログ戦国時代の幕開け
今年2020年ブログ戦国時代の幕開けを感じる出来事が起こった。
それは2020年2月。
突如として異端児が現れた。
「中小企業診断士けんけんの部屋」
???
始めは正直タイトルだけを目にして、クリックはせずブログを軽く無視した。
それから数日間投稿のアナウンスを見ることになる。
「何か毎日投稿してるなあ。まあい~や。」
今思い返すと媒体はFacebookの投稿からだった。
中小企業診断士試験に合格してから、各種団体のイベントに顔をだしており名刺交換、Facebookの換としており、顔と名前が一致していない人が多い状況ではあった。
そんなことが数日続きふと暇な瞬間に、毎日投稿がある例のブログの中身を見てみることなった。
「どれどれ同じ2019年合格の人ね。」
「多年度合格。銀行の人。ふむふむ、こういう切り口もあるんだ。」
「他のブログとはちょっとタッチが違うな。読みやすい。」
個人ブログで制約条件がないためか、自分が書きたいことを書いている感じがした。
「個人ブログって作者の心の声がそのまま出ていて、読み手の感情に伝わるのがいいな。」
「たぶん、受験勉強を長年されてきたことで、感じたこと、悩みや苦悩、そして、合格した達成感。その中で学んできた経験を同じ悩みを持つ受験生に対して無償の精神で共有することで、恩返しをしたいんだなと作者の気持ちが伝わった。」
一発合格道場など複数のメンバーが当番制で投稿しているブログだけを読んでいたことから、毎日1人で記事を投稿していることには衝撃を受けた。
それも同じ2019年合格者の中で毎日記事を投稿している者がいるなんて。
「Hatena Blog、はてなブログ」
ブログ業界のイロハすら知らなかった自分にとっては新鮮だった。
「にほんブログ村」のマーク。ボチると投票か。
「なんだこのブログは。人気が高いじゃないか。」
すでにブログの人気は3月時点でにほんブログ村のランキングを見た時は上位にあがっていた。
「すごいな。この得体のしれないブログは。」
中小企業診断士の資格は取得しても何も変わらなかった
合格後には複数の合格後のイベントに参加。2月からは東京都中小企業診断士協会の実務補修5日間コースを受講。
「あれっ一発合格道場って、今年のメンバー決まってたんだ。」
「そーいや、ふぞろいな合格答案も同期の人が書いているんだなあ。」
丁度冷たい冬の2月、今後の自分への期待感の中にも、どこか乗り遅れたという疎外感を感じつつもあった。
3月は別で実務補修10日間を終了し、中小企業診断士の登録ポイントとなる15ポイントを取得する。
「これでようやく中小企業診断士のポイントが獲得できる。」
そんな一区切りの瞬間が12月の合格発表からの4か月間をふと立ち止まり振り返る時間を与えてくれた。
「これでようやく登録が完了すれば、中小企業診断士となるが、果たして資格を取得して何が変わったのだろうか。」
近い友人や家族、勉強仲間には当然合格したことを伝えてはいたが、対外的には伝えることはなかった。
「結局、資格を取得しても使わないとその資格の価値はない。」そう感じた瞬間だった。
合格後の葛藤
「なぜ、そこまでこの資格に拘って、お金を払って、時間をかけて、他のこと・大事なことに犠牲を払って、取得まで辿り着いたのか。」
「自己啓発や知識や成功体験は得ることができたので無駄とは言えないが、果たしてこのまま何もしないでいいのだろうか。」
「今できることは何だ。自分のやりたいことを考えろ。周りは何をしているんだ。」
資格は取得したが企業に勤務したままである人が大半。もうすぐ定年だから独立を視野に入れて取得された方。
そもそもこの資格を取得しなくてもいいでしょっていう、大企業勤務の方や他の資格も取得されているダブルライセンスの方々。
皆優秀な人の集まり、優秀なキャリアを積んでいる人の集まりであることは嫌でも気づいたし、やや疲れてきた。
結局、中小企業診断士の資格を取得しても何も変わらなかった。
中小企業診断士の資格取得のために時間・お金・労力と惜しみなくかけてきたが、中小企業診断士の資格を取得したことを人にアピールしなければ資格を取得していることさえ人は気づかれない。
勤務先に対しては資格取得が悪とされている企業も多いという文化から、多くの人は内密でこの資格にチャレンジしている。
取得するまでにはずいぶん累積で費用かかっている。
合格後も各種飲み会参加への費用。
実務補修や実務従事、ノートパソコンの新規購入費…。
今後も診断士協会への入会費用、プロコン塾に入るのであればさらに費用がかかる。
優柔不断な性格なので、どの道を進めば正しいのか。自分の判断が間違っていなかったのか確信がもてない。
「果たして中小企業診断士の資格を取得しようと思った、動機は何だったのだろうか。」
「合格までの道のりでは間違えじゃなかった。でも、何か違う。」
「このままた何も残さずひたすら進んだとしてもどうなんだろう。」
中途半端な時期にブログを開始
YouTuberやブロガーの収益化の情報を見ていく中「フォロアーマネジメント」が今のビジネスには不可欠だと気付かされる。
中小企業の支援でも結局はお客さんを掴むことが重要。
「中小企業診断士のブログってまだまだ、本質的な情報が発信されていない気がする。」「確かに神記事もあるが、一部。」「競合が多いし模倣にはなるが、自分だから伝えられることがあるんじゃないか。」
一般的なブログは金儲けのための情報は多いが、有益な情報が少ない。
中小企業診断士の勉強から解き放たれて、時間が出来たこそ、外の世界に気づけてきつつあった。
そんな中、脳裏をよぎったのは、例の1人で毎日更新をしている「けんけんブログ」
自分も何か始めないといけない。
「もしかすると、これじゃないか!」
始めたのは4月。
「自分が受験期からずっと好きで読んできたブログ記事を、模倣になるかもしれないが、自分なりにアレンジして情報提供できればいいんじゃないか。」
「合格1年目のこの時期にブログを書いてメッセ―ジを残そう。」
「今まではインプットをしてきたが、アウトプットがしたい。」
「ボラんティアかどうかさておき、中小企業診断士の資格を取ったからには何か情報発信がしたい。」「受験生支援が出来るのも今年しかないじゃないか。」
乗り遅れた自分を取り戻すかのように。自分がやりたいことやろうと思った瞬間だった。
実施記事を書いてみると、半年間受験勉強から遠ざかっていると勉強へのノスタルジーを感じたりもした。「懐かしい、1次試験、事例問題。」
今感じたことをブログに残して、振りかえったときに自分に気づきがあればよいとも思う。
今後の目標
ブロガー曰く。ブログはまず100記事。
受験生支援の観点からは2020年10月25日の2次筆記試験日までは情報提供したい。
そのあとの合格後の話についても12月ごろまでは記事を投稿できるはず。
できれば1年間継続できればいいが。
勉強と同じで毎日コツコツと記事を継続することが重要。
記事を投稿し続ければ何か世界が変わる気がする。
ブログを継続することでITのノウハウ・スキルであったり、コンテンツを構築することが出来る。
経営資源が脆弱な自分も含めた個人ブロガーはフォロアーではあるが、付加価値を醸成してニッチャーになれればよいと思う。
個人ブログの台頭からブログ戦国時代へ
自分がブログを始めたことで個人ブログを目にすることが多くなってきました。
自分がブログを始めていることも少しは周りに影響を与えている感じもしてくる。
2019年度の合格者だけではなく、3年以上前の合格者がブログ時期を書いていることも散見してます。個別には今回はご紹介しませんが、今後もお薦めのブログをまとめて記事としてご紹介できればと思います。
個人ブログは戦国時代。ブロガーのまとめ記事は次回へ。
まとめ
今回は自問自答が多い記事になりました。
中小企業診断士の受験勉強前も勉強中も、合格後もずっと自問自答しながら続けていくものだと思います。
- 経営資源が脆弱な個人ブロガーがフォロアーではあすが、付加価値を醸成してニッチャーになればよい。
- 毎日1記事投稿に価値がある。
- 資格を取得しても使わないとその資格の価値はない
- 個人ブログは戦国時代。
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