おはようございます。
中小企業診断士のシンです。
本日は「1次試験直前期 いつまで2次試験の学習を平行するか?」です。
残り日数・スケジュール の再設定
今年の1次試験日は、7月11日(土)12日(日)の予定で既に2カ月を切ってますね。試験日の日程は未だに変更の連絡は入っておりませんので、7月に向けて着々と準備を進めていかないといけないです。
この時期は1次試験に専念すべきか、2次試験と同時学習するべきか、2次試験の勉強をどの程度継続するのか悩ましいところです。
5月の連休にチャレンジした2次チェック模試の答案が採点されて返却されてきている時期です。
採点まあこんなもんか、まだまだ先は長そうだなと思ってた頃です。
人それぞれストレート科目合格、今年は2次専念といた状況で違うかと思います。
前年度1次試験が科目合格だった方は、残り科目に応じて負荷が大きくなってきます。昨年までの私の実体験を元にそれぞれの状況に応じたパターンについてお話させていただきます。
1次ストレート生
今までの学習状況はいかがでしたでしょうか。答練・模試の得点状況から人それぞれ状況は違うと思います。
答練・模試の状況から思うように学習が進んでいる人や元々他関連知識をお持ちであったりとお仕事の関係などで既存の知識が高い人もいらっしゃいますが、
大方は初めて学ぶことが多く直前期は1次の勉強でいっぱいいっぱいな状況かと思います。
私は1次試験の直前期に2次の勉強は一切せず、1次に当然専念しました。
ただ2次の学習は「TACのオプション講座事例Ⅳ特訓」のみ受講しました。
当時は月に1回づつ2月頃から始まり最後が6月でした。
現在は4月までの講座となっており、先行して受講できていると思います。
基本的には2次試験の勉強は1次合格後に開始すると腹をくくっておいてもよいと思います。ストレートの方は1次試験の学習に集中する。
今年も7科目受験、科目合格2科目
昨年のリベンジで1次試験に臨む状況なので、1次が合格出来ないと2次の勉強をいくらしても意味がないことは十分承知してます。
ストレート生と同様で直前期は1次試験に集中した方がよいです。
ただ、何もしないと、今まで継続してきた2次の学習能力が低下してしまう可能性が高いです。
自分の場合は1カ月ぐらいの単位で同じことを勉強するようなイメージで取り組んでいたので、1カ月以上間があくと記憶が薄れていることが多いと感じてました。
私は2018年は前年に科目合格していた科目もありましたが、再度7科目受験を選択したため、負荷が大きくなりました。
GW以降2次の勉強はせず、1次試験に専念。当然5・6・7月3カ月間2次試験の勉強をしていないとかなりのブランクがあり、そのあとの講座に付随している2次の演習部分についてはボロボロの状況になりました。
残り4科目~2科目
昨年の私の状況は残り2科目のところに、2科目を追加して4科目で受験しました。
2次の勉強は1次試験の1カ月前までとしました。過去問を解いたり答案を分析したり勉強会に参加することを1カ月間行いませんでした。2カ月間があくとかなり忘れてしまう状態であることは分かってましたので、昨年は1カ月前までは2次と1次同時並行して学習を進めることにしておりました。ただ、毎日書く訓練は継続して行ってました。
今年でいうと6月上旬までは1次と2次同時学習で、6月の最後の1カ月は1次の勉強に専念。
ただし今年の日程の場合には、7月の1次試験から10月の2次試験まで3カ月以上も期間がありますので、1カ月以上間を空けてもある程度リカバリーできる可能性が高いです。
科目合格を利用すると心にゆとりが出来る
科目合格制度は合格年から2年間有効な制度です。
仮に選択した科目の内で爆弾・地雷科目があり足切りとなってしまった場合でも、
前年に合格していた科目は翌年も合格となります。
私の場合は昨年は4科目で受験し、前年科目合格追加していた財務・会計と中小企業経営・中小企業政策を得点を積上げる科目として追加して受験しました。
4科目受験の場合の合格点は60点×4科目で240点以上が必要です。
もし追加した2科目の内どちらかが39点で足切りとなった場合、2年間科目合格の権利はあるので来年もその2科目は科目合格となります。
合格していない企業経営理論と経営法務さえ60点を超えられれば、来年は全ての科目が科目合格となり、お金を払うだけで試験合格の状況もあり得るのではと、注力する科目も絞り割り切って勉強を進めました。
長くなりましたが、ある程度気持ちの割り切りが必要です。
「1次試験 何科目で受験するのか?」過去記事はこちらです。
1次試験は超短期間学習
昨年度1次試験を合格されている方は直前まで2次試験の勉強をされる方、1次試験の期間の1カ月はやや学習が停滞して中休み期間になってしまう方も多いと思います。
毎年1次試験を合格されている方や、受かったらラッキーと保険で受験される方も多いです。
その方たちは残り1カ月間で集中して昨年の学習を思い出し、合格点まで届くレベルで学習してます。
昨年の教材を使用して覚えるところを覚え直す。昨年の過去問を解き直す。
1次試験はひっかけのポイント、作問の出方など、ある程度決まったパターンもありますので思い返すのにはそれほど時間はかからないでしょう。
また、2次の勉強で事例Ⅰ~Ⅲは長い与件分をくまなく読み込む学習をしていたり、
設問分から解答想定する高度な訓練もしているので、1次試験の文章題にはそこまで抵抗なく相乗効果もあり実力は上がっていると思います。
加えて事例Ⅳの勉強をしていれば、1次の財務・会計は選択式なのでかなり負荷がない試験であることに気づけたりします。
こういった方は本番のプレッシャーも少ないのでメンタル面でも有利に受験できてます。
1カ月の学習期間があればそれなりの成果を出せる状態にあると考えます。
「中小企業診断士1次試験 受験者動向と今年度の試験の難易度は?」
今年の難易度予想を対策をを勝手に予想してます。過去記事もご参照ください。
※1次試験の直前期に入ってますが、このブログを始めて未だに2次試験に特化した具体的な記事は書いておりませんが、これから2次試験のネタも書いていきます。
本日のまとめ
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ストレート受験生の方は1次試験の学習に集中する。
- 1次再受験で残り科目が多い方は、直前期1次試験に集中した方がよい。
- 残り1~3科目の方は、最後の1カ月は1次の勉強に専念。
- 多年度生は1カ月の学習期間があればそれなりの成果を出せる状態にある。
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