おはようございます。
中小企業診断士のシンです。
今回は「受験予備校WEB受講の活用と今後」です。
教室講義
新型コロナウィルス、緊急事態宣言の影響もあり、各社予備校の授業は休校、模擬試験も自宅受験のみ、自習室も理由できなく、受験予備校のメリットが薄れてきてます。もし昨年同様な事態に陥ってたとしたらかなり損失を感じたと思います。
私が通学した大手資格予備校のTACの特徴は、ターミナル駅に教室があり立地条件がよく、通学しやすいことや、授業のカリキュラムが若干各教室ごとに進度に差があり、振替受講が出来き使い勝手がよかったです。
例えば土曜日の日中に渋谷で企業経営理論①があれば、月曜の夜に新宿で同じ授業があったり。
講義をする講師の好き好き、相性もあるので自分が興味のある講師の方の授業を受講したり、講義については2回受講できたり、コース料金の中に自分に選択権があり、付加価値を感じられておりました。
迷惑な受講者
その中現在はイベント自粛、3密を避けないといけない状況で、たしかに教室は3人掛けの席で、人気の講師の授業であったり、模試の時は3人掛けの机に3人掛けで、濃厚接触な状態にならざる負えない環境となります。
咳をしたり、風邪をひきながらも受講している人が自習室で勉強している人もいます。周りは迷惑でしたが、世の中の状況を考えると今後は強制退出になると思います。
WEB授業
教室講義と同時並行で、WEB授業も受講もしておりました。
例えば、A講師の授業を教室講義で受講して、B講師の授業をWEB受講して、予習や復習に活用して、質と量からより良い授業をメインとして受講しました。2回同じ分野の授業を受け学習効果を高めておりました。
今後の受験予備校
WEB授業を担当する講師が増えて、同じ授業を複数の講師が担当して、受講者が選択するようになったり、今以上にオプション講義が増えて各講師の特徴がはっきりしてくると思います。
リアルタイムを追求するのであれば、今流行りのZoomやGoogleハングアウトなどを活用したオンライン授業を導入する可能性もあります。
各講義で講師に質問が出来ないデメリットがあります。ですが、実際に質問するとなると授業の前後や休み時間に質問をしていただだけで、基本的には授業は一方的に授業を受けることが多く、教室講義がWEB講義に代わることでそこまでの損失はない気がします。質問をしたい時はメールやチャットなどで質問をすれば効率的にできます。
LECでは道場シリーズと題して、各論点ごとに人気講師がWEBでオプション講義をされております。私も苦手科目は受講したこともありました。
各社で次年度以降はよりWEB講義・オプション講義が増えていくことと思います。
複数の講師がWEB講義を担当して授業をされれば、競争が生まれてより質が高まっていくと思います。
WEB講義のメリット
WEB講義のメリットを利用した経験を元に話します。
倍速で聞ける。
講師の余談や理解している分野については2倍速で聞き時間を短縮することができます。
巻き戻せる、停止できる。
WEB講義であれば聞き取れなかったところ、講師が話していることでメモ出来なかった箇所を巻き戻して再び聞いてメモしたり、自由度があがります。
繰り返し視聴できる。
重要な部分や苦手分野は繰り返し利用することで学習効果を高められます。
時間を選べず学習ができる。
決められた時間に教室に行く必要がないので、自分が空いた時間に講義に参加できます。ながら学習ができます。たとえば、家事をしながら、食事をしながら、講義を流して日々の生活と調整がとりやすくなります。
WEB講義のデメリット
一方デメリットとしては、学習のリズムがつかみづらい、学習開始までのハードルが高い、サボってしまう、途中で投げ出してしまうなど、学習が定着していないかたにとっては厳しい面もある。
勉強仲間ができずらいので、モチベーションの維持が難しかったり、周りに勉強している人がいないので影響が受けられなく競争心が生まれづらいかったりします。
家だと誘惑が多く、勉強が疎かなったりもします。
環境変化に柔軟に対応する
教室からWEBへの環境変化に柔軟に対応できるかが重要です。
今年の試験は合格したいという気持ちの強い方、逆境をチャンスに変えられる精神力の強い方が合格する年だと思います。
周りとの競争ではありながらも、一番は自分との闘いだと思います。
利用者は与えられたものを最大限活用する、骨までしゃぶりつくす様な意気込みで受験予備校を活用すればよいと思います。
本日のまとめ
- 今後の受験予備校はWEB講義がメインになる。
- 講師間の競争が激化しオプション講義が増えて、質が高まる。
- WEB講義には複数のメリットがある。
- 逆境を跳ね除ける気持ちが大事。
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