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中小企業診断士1次試験模試 自宅受験での活用方法

おはようございます。

中小企業診断士のシンです。

今日は模試の活用方法についてです。

 

 

令和2年度の試験日程

一般社団法人中小企業診断協会のHPでは3月30日付けで、日程変更がない旨のお知らせが出ており、日程の延期は発表されておりません。

令和2年度の試験日程について

試験案内配布・申込受付期間:令和2年4月1日(水)~5月8日(金)

試験日:令和2年7月11日(土)・12日(日)

合格発表日:令和2年8月25日(火)

東京オリンピック開催の影響で通常の年より3週間前倒しになった日程のままとなっており、申し込みの期限もGWの連休明け早々の5月8日(金)と早いです。

受検申し込みをしないと当然ながら試験を受けることは出来ませんので、申し込みは重要です。

 

受験校の休校

新型コロナウィルス、緊急事態宣言を受けて、受験予備校の教室講義は休校しており、WEBの講義のみとなってます。教室講義を主体としていた受験生の皆様は学習のリズムが狂ってしまったり、勉強どころじゃないとか、自習室が使えない、自宅だと集中できないと様々な環境変化が訪れ苦しい状況となっているかと思います。

 

そんな中でできることは学習環境を整備して、試験に臨む自己管理力が試されていると思います。自分も多年度に渡り同じようなスケジュール感で1次試験を受けましたので、逆に多年度生にとっては変化があることで戦略が変えられて、気分転換にはなっているのかもしれません。

 

各社模試情報

約3か月後の1次試験本番に向けて、完成答練や模試を受けていく時期に入ってます。

私は多年度を通して、各社の模試を受けました。TAC・LEC2回とTBCなど、3回ぐらい受ければ自分の不得意科目など明確になってくるものと思います。ただ、各社出題の傾向・癖がありますので、模試で得点と取れたからといって、本試験で高得点が取れるとは限らないので油断は禁物です。

 

日程順 

・LEC1次ステップアップ全国模試【7科目】

通信のみ:販売中 価格:5,090円(7科目、Web解説有り)

 

・LEC1次ファイナル全国模試【7科目】

会場・通信:販売中

会場実施日:6月6日(土)・7日(日)

会場受験〆切:2020年6月5日(金)まで

価格:5,090円(7科目、Web解説有り)

 

・クレアール1次公開模擬試験

自宅受験のみ
実施日:6月25日(木)~7月1日(水)
価格:3,500円(解説講義配信)

 

・TAC1次公開模試

詳細未定 TAC1次公開模試 自宅受験のみで検討

 

・TBC1次公開模擬試験

①1次模試(採点付き)

※自宅受験のみ 問題発送日:4月30日  ※4月30日以降のお申込み分は順次発送。

提出期限:5月20日 8,800円

②1次模試(採点なし) 問題発送日5月21日 ※以降のお申込み分は順次発送。

 

 自宅受験のみ
発送開始日:5月27日(木)~7月1日(水)
価格:3,500円(解説講義配信)

 

資格の大原1次公開模擬試験

問題開始日:5月27日

5,000円

 

 

スタディング合格模試

価格:980円

安い。やるべし 

受講した大まかな印象

  • TACは科目ごとの難易度のばらつきある
  • LECは特にステップアップ模試の難易度が高い
  • スタディングはやや易し目
  • クレアールは傾向がやや違う、難易度は中級
  • TBCは傾向は違う、難易度は中~上級。

効率的な模試の活用法

大手のTACとLECを中心に残り時間位あわせて、複数受講することをお薦めします。

TACだと受講者が多いので自分が受験生のどの位置にいるか把握することができます。

 

通常教室で模試を受講する場合には本試験の1カ月前に本番と同じ時間割で実施することで本番の対応力や雰囲気・疲労感など疑似体験して残りの期間の学習に役立てられます。

しかしながら、今年度は教室受講が難しいことが予想されますので、自宅受講でどう効果的に模試を活用できるかが重要です。その中で難易度に応じて3パターンの受験法をお伝えします。当然ながら時間の制約も無く、ただ解くだけでは効果は得られません。

 

パターン1(初級)

・2日間で本試験と同じ時間に実施する(会場受験を自宅で実施)

パターン2(中級)

・1日間で7科目通しで実施する

パターン3(上級)

・1日間で7科目通しで実施しかつ時短で解く

 (60分科目は55分、90分科目は80分で解答する。)

 

2年目からのセルフ模試はパターン3(上級)を実施するなど、敢えて負荷をかけた時にどおなるのかを試みました。

本試験ではアクシデントやある問題に行き詰まり時間をロスして冷や汗がでて、判断能力が狂い本来の実力を出せないこともあります。

その予防策として、練習である模試を解く時から敢えて負荷をかけることは有効です。

余談ですが、本試験は何故か通常考えられないぐらい早く教室を出ていく人が多かったり、貧乏ゆすりで気を紛らす人がいたり集中力が乱されます。途中退出者が多いので、昨年から途中退出者は試験が終了するまで問題を持ち出せなくなりました。

確実に本試験では雑念が入りますので、常日頃から負荷をかけていくことをお薦めします。

 

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模試での苦労話

実は模試の企業経営理論の点数が毎年伸びず、合格年の2019年では、LECステップアップ模試41点(ギリギリ足切り回避)、TAC公開模試37点(足きり)、LECファイナル模試58点(合格点に届かず)と悲惨な状況でかなり焦りました。

ただ本番では64点と合格点を超えることができた。

模試は本試験とは問題の傾向が違うこと、問題によってはかなり細かい知識を問う問題もあり、本試験以上に難易度が高いことなど、仮に模試で思うように点数が伸びなくても大丈夫?、まだリカバリーはききます。

重要なのは、何故間違えたのか、問題の難易度を解く際に評価して評価どおりの問題だったか、基本的な問題が確実に取れているかです。

 

本日のまとめ

模試は負荷をかけて実施して、PDCAを回し有効活用しましょう。

各社ごとに問題の傾向が違うように、模試と本試験では傾向が違います。

模試の結果はあくまで参考となりますので、本試験で実力が発揮できる準備を進めることが重要です。

「人事を尽くして天命を待つ。」「備えあれば憂いなし。」

 

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